「ロシアのアルコール事情」

by okada
2月 15 2014 年

ソチオリンピック8日目、フィギアスケート男子フリーが行われ、羽生結弦選手(19歳)が280.09点で見事初優勝を果たし、日本男子フィギアで史上初めての金メダルを獲得しました。日本勢の冬季オリンピックの金メダルは2006年トリノオリンピック女子フィギアでの荒川静香選手以来となります。

そんな冬季オリンピック開催で賑わいを見せているロシアでは「サ・ズダロヴィエ(あなたの健康に)」と言って乾杯するそうです。しかし、ロシアがん研究センターが1998年からの10年間、3都市20万人の飲酒習慣を調査した結果、週に3本以上のウォッカを飲む男性は、飲酒量が少ない人に比べ、20年以内に死亡するリスクが約2倍になることがわかっているのです。

ウォッカといえばアルコール度数40%以上のものもあるそうです。それを週に3本というのはどう考えても飲み過ぎ!そんなロシア人男性の平均寿命は64歳で、日本人男性の平均寿命より16年も短いのです。世界で寿命が短い50ヶ国にも入っており、男性のうち25%が55歳に達するまでに死亡しているのです。

ロシア人男性が大量にお酒を飲むのは寒さのせいだという方もいるみたいですが、もし皆さんの中にも、冬の寒さを理由に飲酒量が増えた方がいらっしゃったら、是非、このロシアがん研究センターのデータを参考にして頂き、これからのアルコール習慣を見直して下さいね!

 

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