「細部にまで」

by okada
5月 28 2016 年

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(松山中央公園坊っちゃんスタジアムトレーニングルーム)

 

松山中央公園坊っちゃんスタジアムのトレーニングルームにあるバーベル。見た目はただの鉄の棒ですが、実は細部にまで工夫を凝らした作りになっているのです。

バーベルには両端のプレート(重り)を取り付ける部分(スリープと言います)が直径28mmと50mmの2種類あります。28mmタイプは一般的なバーベルで、50mmタイプはオリンピックの重量挙げ競技などで使用されています。

50mmタイプの最大の特徴は、スリープがクルクルと回転するように作られている点。この回転する加工を施す事でスリープに付けたプレート(重り)が空回りし、物体が動く際に生じる「慣性の法則」を減らし、手首や肘など関節への負担を軽減してくれるのです。

その他にもグリップ部分の滑り止め加工にも一工夫。バーベルにギザギザの刻みを入れただけでなく、削り残された部分の先端が全てR処理加工(丸く)されており、バーベルの滑り止めが手の平に食い込む痛みはなく、適度なグリップ感を保ったまま安全にトレーニングが行えるのです。

私も仕事はもちろん、身の周りの事も細部にまで気を配り、居心地の良い環境の中でスムーズに物事を進めていきたいと思います。

 

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