朝日谷二号墳出土品が国の重要文化財に指定されます


3月22日 日曜日

令和2年3月19日(木)、松山市が所有し松山市考古館で保管する「愛媛県朝日谷二号墳出土品」を国の重要文化財(考古資料)に指定するよう、文化庁文化審議会により文部科学大臣に答申されました。
後日、官報告示を経て指定されると、松山市内で初めて、愛媛県内では国宝「伊予国奈良原山経塚出土品」[今治市玉川町]に続き82年ぶり2件目の国指定文化財(考古資料)となります。

答申された文化財
種別 重要文化財(考古資料)
名称 愛媛県朝日谷二号墳出土品
員数 銅鏡2面、銅鏃44点、鉄製品35点、ガラス小玉4点、附 土師器残欠17点
特徴評価
松山市朝日ヶ丘の瀬戸内海を一望できる大峰ヶ台丘陵の尾根上に位置する全長約25mの前方後円墳から出土した資料の一括。2面の銅鏡は中国からの舶載鏡で、意図的に分割した状況で副葬されており、折り曲げた状態で副葬された鉄刀とともに当時の葬送儀礼の一端を示す。また、大和王権との繋がりを示す銅鏃と鉄鏃は数量が多く遺存状態が優れている。瀬戸内地域における古墳時代の開始とその様相を解明するうえで欠かせない学術的価値の高い資料である。
所有者 松山市
所在地 松山市南斎院町(松山市考古館)

※文化庁文化審議会による審査のため、現物は松山にはなく、5月下旬に返却される予定です。
国から返却されたあと、当館で展示する予定です。詳細が決まり次第、広報誌やホームページなどでお知らせいたします。
朝日谷二号墳(松山総合公園内)は既に削平されており、現存していません。

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