カテゴリーの過去記事: 発掘調査・試掘調査
松山城三之丸跡で北御門西袖の城外側石垣と築城期の道路面が見つかりました。 |
松山城三之丸跡22次調査の確認調査を令和元年11月末から12月末の間実施しました。 今回の確認調査は、史跡松山城跡の三之丸跡において、北御門西袖の石垣の確認を主目的として実施したものです。わずかに土塁の斜面に露出して … Continue reading
久米才歩行(くめさいかち)遺跡8次調査。 |
久米才歩行遺跡はこれまでに7次の調査が行われ弥生時代から中世までの集落に関係する遺構や遺物がたくさん見つかっています。調査は7月16日(火)~8月15日までの間に行いました。調査面積は約90㎡です。 見つかった遺構は … Continue reading
別府遺跡4次調査で出土した石垣のこと |
前回ご紹介した木樋に続いて、今回は石垣について少し詳しく説明したいと思います。 出土したのは調査範囲の北側で、調査区の西端(にしはし)から東端(ひがしはし)までずっと続いていて、約33.8m分を発掘しました。両端とも … Continue reading
別府遺跡4次調査で出土した木樋のこと |
「別府遺跡4次調査」で出土した木樋について少し詳しく説明したいと思います。 木樋は導水のための施設ですが、今回の調査では一部の出土であったため、「何のために」、「どこから取水」して「どこに放水」するのかを解明すること … Continue reading
松山外環状道路関連遺跡の整理でわかったこと |
今回は、松山外環状道路の建設に伴う12遺跡の発掘調査のまとめを報告します。 調査地は、松山市余戸西・東垣生町・南吉田町の3地区に広がる松山平野沿岸部付近の低地にあり、南吉田南代遺跡では、弥生時代前期から中期頃と弥生時 … Continue reading
別府遺跡4次調査現地説明会を開催しました。 |
別府遺跡4次調査現地説明会の結果報告 平成30年11月11日(日)に松山市北条河野で行っていた別府遺跡4次調査の成果を発表する「わかりやすい考古学講座」と「現地説明会」を開催しました。 見学者はそれぞれに42名と13 … Continue reading
松山外環状線道路建設に伴う発掘調査で発見された中世の遺物(外国産) |
松山外環状道路建設に伴う遺跡から出土した国内で生産された器をご紹介しましたが、今回は大陸から海を渡ってきた磁器の一部をご紹介します。 当時の磁器は貴重品で、発掘調査での出土量も国産品の土器や陶器などに比べて、希少であ … Continue reading
金属製品の保存処理(鉄) |
金属製品の保存処理(鉄) 左の写真は船ヶ谷遺跡の発掘現場から保存処理室へ持ち込まれた保存処理前の鉄製品です。土や土銹に覆われていてどのような鉄製品かわかりませんでした。この土や土銹を除去、折れているパーツを接合、鉄製品 … Continue reading
経石山古墳4次調査が始まりました。 |
桑原町に所在する県指定史跡の「経石山古墳」について、古墳の規模を確認する目的で埋蔵文化財の発掘調査を実施することとなりました。調査場所は、経石山古墳の南側に隣接する経石山公園内となります。調査区については幅1m、長さ7 … Continue reading
別府遺跡4次調査の発掘調査説明会のご案内 |
調査は、正尺池の老朽化による改修工事に伴う発掘調査です。 調査地は、北条平野南部を西流する高山川の周囲に広がる沖積地の標高14~16mに位置します。 正尺池の調査は、池の堤防内側の裾に沿う範囲の調査で、平成29年度 … Continue reading