小野地区の遺跡紹介20 『水泥(みどろ)遺跡1~7次調査』

投稿者: hajiki in 発掘調査・試掘調査 | Tagged | コメントを残す

砥部焼の碗 (高さ6.4cm) 4次調査

水田から出土した土人形
 (右端の土人形:高さ11cm) 4次調査

3次調査では、古墳時代後期の溝や柱穴が見つかり、調査地より南には集落が広がっていました。飛鳥時代~江戸時代の遺構には溝・土坑・柱穴・杭列・自然流路・水田址などがあり、時代を経て広い生産域をもつ農村集落が継続していました。
また、江戸時代の水田からは土人形が割れた状態でまとまって出土しており、農耕に伴う祭祀が行われていたことがわかります。

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