松山市では考古館以外に情報館でも松山市で出土した遺物の展示を行っています。その中の姫原遺跡を今回は紹介します。

　姫原遺跡からは弥生時代中期～古墳時代の竪穴建物・溝・土坑が見つかったほか、多量の土器や石器が出土しました。この中には孔あなが開けられた弥生土器や祭祀さいしに使用された分銅形ふんどうがた土製品（６点）が含まれており、当地は、弥生時代には祭祀を司つかさどる神聖な場所として利用されたものと考えられます。また、岡山県や広島県で作られた土器や、弥生時代終末期の竪穴たてあな建物からは、全国的にも出土例の極めて少ない手焙てあぶり形土器（火をおこす道具。祭祀用？）が、ほぼ完全な状態で出土しています。

松山市考古館では２月３日（土）から３月２１日（水・祝日）まで

『こだいのかお２』～ふんどう君となかまたち～開催しています。

ぜひ松山市考古館にご来館ください。

情報館にもみにきてねお願いします。

情報館は土・日・祝日はお休みです。

考古館では公開承認施設認定を記念して特別展と特別展会期中にいろいろなイベントを企画しています。どうぞお越し下さい。