2016年6月の星空ガイド

     このページは、その月に見える星座、天体、天文現象などを紹介するページです。
下記をクリックすると6月の星空を見ることができます。

6月の星空

 月の満ち欠け     
5日(日)  12日(日)  20日(月)  28日(火) 
新月   上弦 満月  下弦 
星を見るのに
絶好のチャンス 
夕方南の空に
月が見える 
月明かりで夜空が明るく
星が見つけにくい 
明け方南の空に
月が見える 

     
惑星の動き
水星 金星 火星 木星 土星
見える方向 上旬の明け方
東の低い空
見かけ上太陽に近く
見つけるのは難しい
宵の南東の空 宵の南西の空 宵の南東の空
見える星座 おうし座 ----- てんびん座 しし座 へびつかい座
明るさ 0等星 ----- -2等星 -2等星 0等星

    今月の天文現象
    3日(金)、土星が衝 
 土星は、地球からリングが見える惑星として知られています。  この土星が、3日(金)に衝(しょう)となり、観測の好機を迎えます。衝は、地球より外側を回る惑星が、太陽と反対側に来る時を言います。この時は、日の入りころ昇り、一晩中夜空に輝きます。

  土星の場所は、21時ころ南東の空です。右上にさらに明るく、オレンジ色に見える火星が目印になります。逆にいうと、明るい火星の左下です。

  土星は肉眼で普通の星にしか見えませんが、天体望遠鏡を使うと、リングが見えてきます。右の画像は、天体望遠鏡で見た5月20日の土星の姿です。

  今年は、土星のリングの傾きが大きくなり、リングの詳しい観察ができるようになってきました。 コスモシアターでは7月以降の観望会で、実際にご覧いただけますので、ぜひご参加ください。

   11日(土)、宵の南西の空で、月と木星が並んで輝く
  11日(日)の21時ころ、南西の空に月が輝きます。この月のすぐ左上側に見える明るい星が、木星です。翌日の12日(日)は、月が木星の左側へ移動し、月が離れていきます。今回は、11日限りが見ごろとなります。

   17日(金)〜18日(土)21時ころ南東の空で、月と火星、土星が並んで輝く

   6月は、空が暗くなる20時すぎてからで、星がよく見えるのは21時ころになります。そんな星が見え始める21時ころ、17日(金)の夜、月と火星が並んで輝きます。火星は、オレンジ色でたいへん明るく見えるので、間違えることはないでしょう。月との火星の位置関係は、月の下に火星が輝いていると思っていただくといいでしょう。そして、18日(土)は、月が火星から離れ、土星に近づきます。ただし、土星は火星ほど明るくないので、火星との接近ほど目立たないでしょう。ちなみに18日(土)は月の左に土星、右に火星が輝いているように見えます。

   火星が地球に接近中 
   地球のすぐ外側を回る惑星・火星が、5月31日(火)に約2年1ヶ月ぶりに接近しました。このため、7月ころまでが、観測の好期となっています。

  火星が見えるのは、21時のころは南東の低い空、真夜中なると南の空へ移動します。火星はたいへん明るいので、すぐ見つかるでしょう。

  見つけ方のポイントは、火星はかなり明るい星で、オレンジ色に輝いていることです。また、他の星座の星は、チカチカと瞬きますが、火星は瞬きません。このようなポイントを押さえると、見つけることができるでしょう。なお、すぐ東側に、土星があるのですが、明るさがかなり違うのですぐに区別がつきます。また、南側に同じオレンジ色に輝く、さそり座の1等星アンタレスがあります。アンタレスは1等星で、火星や土星より少し暗いのですが、3つの星の並びは、目立つ存在になっています。

  火星は、肉眼で、ただの明るい星にしか見えません。しかし、天体望遠鏡を使うと、模様が見えてきます。その様子は、7月の観望会で見ることができます。




   ※画像の一部は、 アストロア−ツステラナビゲ−タ−Ver7を使用しています。