2017年3月の星空ガイド

     このページは、その月に見える星座、天体、天文現象などを紹介するページです。
下記をクリックすると3月の星空を見ることができます。

3月の星空

 月の満ち欠け      
5日(日)  12日(日)  21日(火)   28日(火)
 上弦 満月  下弦  新月 
夕方南の空に
月が見える 
月明かりで夜空が明るく
星が見つけにくい 
明け方南の空に
月が見える 
星を見るのに
絶好のチャンス 

     
惑星の動き
水星 金星 火星 木星 土星
見える方向 下旬の夕方
西の低い空
15日ころまでの
夕方の西の空
夕方西の低い空 夜遅く昇り
真夜中すぎの南の空
明け方の
南東の空
見える星座 うお座 うお座 うお座~おひつじ座 おとめ座 いて座
明るさ 0~-1等星 -4等星 1等星 -2等星 0等星

    今月の天文現象

    1日(水)、夕方西の空で、月と金星、火星が並んで輝く 
   夕焼けが残る19時ころ、西の空を見ると、月が輝きます。この月の右に見られる明るい星が、金星です。そして、月の上に輝くオレンジ色の星が火星です。ただし、火星は金星に比べるとかなり暗く見えます。注意深く探してください。なお、20時半ころには沈んで見えなくなります。西の方向に障害物がない、見晴らしのいいところでご覧ください。
 
   14日(火)、深夜の南東の空で、月と木星が並んで輝く 
   14日(火)の20時ころ東の空から月が昇ってきます。そして、22時ころには、高さが高くなり見やすくなります。そんなころ、月のすぐ下側に明るい星が見つかります。この星が木星です。月と木星の高さは、15日の午前2時ころは最も高くなり、南の方向へと位置を変えていきます。

 
   21日(火)、明け方、南の空で、月と土星が並んで輝く
  明け方5時ころ、南の空に月が輝きます。このすぐ右側に見られる明るい星が土星です。月はほぼ半分で、それほど明るくないので、土星も簡単に肉眼で見えるでしょう。

 
   30日(木)、夕方、西の低い空で、月と火星が並んで輝く
  夕方、空が暗くなる19時15分ころ、西の低い空に三日月が輝きます。この月の右上に見える星が火星です。火星の特徴はオレンジ色ですので、色に注目して探してみてください。なお地平線付近まで晴れていましたら、月の右下に注目してください。明るい星が見つかれば、この星が水星となります。普段はなかなか見えませんが、この日は月がいい目印になるでしょう。

 
   冬の星座の明るい星を見つけよう 

  冬の星座は、下の図のように冬の大三角や冬のダイヤモンドといった分かりやすい星の並びがあります。これらの星の並びは、3月の初めは、20時ころ南の空に見えています。空が暗くなったら、南の空を眺めてください。

  これらの中で、最も明るいのがシリウスとなります。また、プロキオンも明るく、冬の大三角は大変目立つ存在となるはずです。そして、冬のダイヤモンドは、大変大きく広がっています。この中の、カペラは頭の真上を越して、やや北の空よりに見えています。また、地平線付近のカノープスは、南の見晴らしがいいところでないと見ることはできません

 冬の星座に見られる、明るい星の日本での呼び方
星の名前 星の色 明るさ 見える星座 日本での固有名 呼び方の理由
シリウス 青白 -1.46等星 おおいぬ座 青星(あおぼし) 青く見えるため
カノープス -0.72等星 りゅうこつ座 おうちゃくぼし 少ししか空に見えないので
カペラ 黄色 0.08等星 ぎょしゃ座 虹星(にじぼし) 高度が低いときに、いろいろな色に見えるため
リゲル 青白 0.12等星 オリオン座 源氏星(げんじぼし) 源氏の白旗の色に見えるため
プロキオン 0.38等星 こいぬ座 いろしろ ずばり、白く見えるため
ベテルギウス 赤色 0.50等星(変) オリオン座 平家星(へいけぼし) 平家の赤旗の色に見えるため
アルデバラン オレンジ 0.85等星 おうし座 すばるのあと星 すばるのあとに昇ってくるため
ポルックス オレンジ 1.14等星 ふたご座 金星(きんぼし) 金色に輝いて見えるため
カストル 1.58等星 ふたご座 銀星(ぎんぼし) 銀色に輝いて見えるため
 
 上の図は、南の空を眺めたときの星空で、
上が北、右が西、左が東となっています。
 ※星の明るさは、数が少ないほど明るくなります。また、ベテルギウスの明るさの(変)は、明るさが変わるという変光星(へんこうせい)という意味です。カノープスは、高度が低く、大気の影響で実際より赤く、暗く見えます



   ※画像の一部は、 アストロア-ツステラナビゲ-タ-Ver7を使用しています。