観望会のお知らせ
7月16日(土) 20時~「夏の星を見よう」
【料金】200円(4歳以上)【定員】先着50人(事前申込)
コスモシアターで解説した後、天体望遠鏡で夏の星座や明るい星を観察します。
※参加希望の方は、事前に電話でご予約をお願いいたします。6/23現在、残りわずかとなっております。
※星が見えない時は、コスモシアターで星の解説のみ実施いたします。
なお次回以降は、
8月6日(土) 19時30分~ 「月と夏の星を見よう」
8月20日(土) 19時30分~ 「夏の星を見よう」 ※後半に土星を見ることができます。
9月10日(土) 18時30分~ 「中秋の名月を見よう」です。※土星も見ることができます。
定員50人程度で、電話での先着順で受け付けております。
料金は1人200円(4歳以上)※月が見えないと予想される天気の場合、中止となりますので、当日ご確認ください。
ただし、コロナウイルス感染症拡大などの今後の状況により、中止となる場合もございますので、事前にご確認ください。
コスモシアター 概要
- 開館時間
- 上映時間に準ずる
- 休館日
- 毎週月曜日(祝日と7/21~8/31は開館します。)、年末年始
その他、機器保守点検期間などは臨時休館となります。
- アクセスマップ
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- 座席表1
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- 座席表2
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団体利用案内
コスモシアターでは、団体でのご利用を承っております。学校行事などに是非ご活用ください!
ご利用料金について
- 団体利用の扱い
- 原則として、4才以上の方が10名以上にさせていただきます。
※学校団体などが学校の行事でご利用される場合は、10名以下でもご利用できますので、お問合せください。
- ご利用可能時間帯
- 平日の9:00から17:00(学校の長期休暇を除く)
- ご利用料金
- 団体専用利用の「幼児用番組」「学習用番組」につきましては、お問合せください。
一般番組は下記の割引料金でご利用になれます.
人数 |
大人 |
小人 |
割引率 |
30~49人まで |
360円 |
180円 |
1割 |
50~99人まで |
320円 |
160円 |
2割 |
100人以上 |
280円 |
140円 |
3割 |
- ご利用にあたっての注意事項
-
- 団体でご利用の場合は、1週間前までに、事前にお電話でご予約をお願いいたします。
- 団体予約受付は先着順に行っております。番組内容や開始時間は、先着順に決定いたします。
- 人数が多い場合、入退場に時間がかかる場合がございます。ご利用の15分前までには、到着するようにご計画ください。
- 都合により、他の団体のお客様と、同時にご利用いただくことがありますのでご了承ください。
- 貸し切りバスで、ご利用する場合は、駐車場に限りがございますので、事前にご予約ください。
- 電子メールでの団体予約はうけつけておりませんので、あらかじめご了承下さい。
投影番組
-
これからご紹介するプラネタリウム番組は、幼稚園児、保育園児、小学校低学年児童を対象にした作品です。
これらの作品は、 楽しいキャラクターが登場し、星の世界などをわかりやすく案内する、こどもたちの情操教育が高められる内容になっています。
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コスモシアターではこどもたちの理科教育のお役に立てるよう、学習用番組の投影も行っております。
学校の授業中では扱いづらい天体も、プラネタリウムを使えば、視覚、感覚の両面から天体、星というものをとらえることができ、学習効率の向上が望めます。これからご紹介する学習用番組は、難しいことにかたよることなく、こどもたちが興味をもって見れるような内容になっています。
貸館案内
コスモシアターは広く皆様にご利用いただけるよう、貸館も行っております。
※なお、プラネタリウム番組の投影などで使用できない場合がありますので、詳しくはお問い合わせください。
活用例
- アマチュア音楽愛好家による演奏会
- 音楽教室の発表会
- 小規模なコンサート
- ビデオ映像を活用した各種講演会、セミナー、研修会
- 総会などの各種会合
料金表
天体案内
今月の星空

夜空の星座たちは、南西の空に、春の大三角が見えています。この三角は、しし座のデネボラと、おとめ座のスピカ、うしかい座のアルクトゥルスの星たちを結んでできます。
北西の空を眺めると、おおぐま座に輝く、北斗七星が見つかります。この北斗七星の柄の部分を伸ばすカーブを、春の大曲線と呼びます。このカ-ブの途中には、スピカ、アルクトゥルスが輝いています。そしてさらに先に、四角形の形が目印になる、からす座が見えています。
いっぽう東の空には、夏の大三角が昇ってきました。こと座のベガ、わし座のアルタイル、はくちょう座のデネブでできあがる三角形です。この三角形が空高く昇るようになると、本格的な夏がやってきます。
また、南の空の低いところには、さそり座の姿が目立っています。心臓のアンタレスは、オレンジ色に輝く1等星です。
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7月の星空ガイド
7月の月の満ち欠け |
9日(月) |
16日(月) |
23日(月) |
30日(月) |
上弦 |
満月 |
下弦 |
新月 |
夕方南の空に
月が見える |
月明かりで夜空が明るく
星が見つけにくい |
明け方南の空に
月が見える |
星を見るのに
絶好のチャンス |
惑星の動き |
☆ |
水星 |
金星 |
火星 |
木星 |
土星 |
見える方向 |
見かけ上太陽に近く
見つけるのは難しい |
明け方
東の
低い空 |
真夜中すぎ
東の空 |
真夜中以降
東の空 |
21時~23時ころ
南東の空 |
見える星座 |
—– |
おうし座~ふたご座 |
おひつじ座 |
くじら座 |
やぎ座 |
明るさ |
—– |
-4等星 |
0等星 |
-2.5等星 |
0.5等星 |
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7月の天文現象 |
7日(木)、七夕 |
7日(木)は、七夕です。七夕は、おりひめ星とひこぼしが、一年で一度会える日だ、という昔の話があります。この七夕の話ができたころは、今使っている暦(こよみ)ではなく、月の満ち欠けを基準にした暦・太陰暦(たいいんれき)でした。太陰暦は、旧暦(きゅうれき)とも言われます。今年の旧暦の七夕は、8月4日(木)です。今の暦は、太陽の動きをもとにした太陽暦(たいようれき)と呼ばれるものです。この暦で行くと、7月7日はまだ梅雨の期間で、なかなか星を見ることすらできません。しかし、旧暦の七夕は、太陽暦の8月頃が多く、このころは夏本番でいい天気続きます。また、おりひめ星・ひこぼしともに空高く昇り、見やすくなっています。
下の図は、21時ころの七夕の星の位置です。7月7日は、ひこぼしが東の空低い所にあります。しかし、8月4日には、南の空高い所に移動しているのが分かるでしょう。おりひめは、「ベガ」と呼ばれ、こと座に輝く1等星です。ひこぼしは、「アルタイル」と呼ばれ、わし座の1等星になります。 |
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おりひめとひこぼしの間の、雲のように少し明るい部分が天の川です。この辺りは、天の川ががはっきりしないので、空の暗い郊外でないと、天の川は見えないでしょう。 |
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18日(月)、深夜の東の空で、月と木星が並んで輝く |
18日(月)の23時ころ、ほぼ半分に欠けた月が東の空に昇ってきます。同じころ、この月の左側に昇ってくる明るい星が木星です。木星は大変明るいので、月の輝きにも負けず、大変目につくでしょう。そして、翌日の19日(火)は月が昇る時刻が、23時30分くらいと遅くなり、木星の下に移動します。昇る順番は、木星が先になり、月が少し遅れて昇ります。 |
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22日(金)、月と火星が大接近 |
22日(金)の未明の午前0時すぎ、月と火星が重なって東の空に昇ってきます。この時は、月に火星が隠れて見えなくなる、火星食が起こっています。ただし、高さが低く、松山では月は見えないでしょう。そして、午前0時30分から午前1時ころに、月が見えてくるようになります。しかし、火星食は終了し、月と火星が大接近の状態で見えるでしょう。月がまぶしいので、火星が見つけにくいかもしれません、こんな時は、双眼鏡を使って観察してください。オレンジ色の火星と、月が並んだ姿が分かります。月の高さが低いので、東方向に建物などの障害物のないところでご覧ください。 |
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27日(水)、明け方、東北東の空で月と金星が並んで輝く |
27日(水)の月の出は、午前3時半ころになり、三日月のように細い月となります。この月のすぐ右側に、昇ってくるのが金星です。金星の明るさは、-4等星で、一番明るい星ですのですぐに見つかる星です。ただし、高さが低く、建物に隠れて見えないことがあります。見晴らしのいいところでご覧ください。
また、前日の26日(火)は、月が午前3時前に昇り、月に遅れて、金星が昇ってくるようになります。
見やすいのは、午前4時~4時30分ころのわずかな時間です。見える方向は、東から少し北寄りの、東北東の空です。 |
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天の川を見よう |
7月~8月は天の川が最も見やすい時期です。天の川は、雲のようにぼんやりし、街の明かりがあると見えなくなってしまいます。また、月が輝いている時も見えません。今月は、29日が新月ですので、この前後1週間程度が見ごろとなります。また、見やすい時間は、21時以降で、真夜中ころまで続きます。
人間の目は暗い所に行くと、すぐには暗闇に慣れません。ですから、明るい部屋の中から急に外に出ても、天の川が見えないのです。最低でも5分くらいは、夜空を眺めて下さい。
下の図は、7月下旬の22時ころの様子です。雲のようにぼんやりとしたものが天の川です。実際の天の川は、南の空にある部分が一番明るく見えます。ちょうどさそり座のしっぽ方向です。そして、天の川をさかのぼって頭上を見ると、夏の大三角があります。 |
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上の画像は、天の川の画像です。地平線から左上に伸びる、雲のようにぼんやり明るく見える部分が天の川です。この画像は、さそり座(右下)あたりから、夏の大三角(左上)まで写っています。天の川を見ると、さそり座あたりの南の低いところが明るくよく見えます。南の地平線付近に街の明かりがないところで、見ると見やすくなります。 |
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南から南西の空を見上げると、春の大三角が輝いています。三角の星は、おとめ座のスピカ、しし座のデネボラと、うしかい座のアルクトゥルスとなります。 北の空を眺めると、おおぐま座に輝く、北斗七星が見つかります。この北斗七星の柄の部分を伸ばすカーブを、春の大曲線と呼びます。
このカ-ブの途中には、スピカ、アルクトゥルスが輝いています。そしてさらに先に、四角形の形が目印になる、からす座が見えています。
東の空に目を向けると、夏の大三角が、昇りはじめています。三角の星は、こと座のベガ、わし座のアルタイル、はくちょう座のデネブです。
この中では、こと座のベガが一番明るく、目立つ星です。また、南東の空のさそり座のアンタレスも、明るく見えるでしょう。 |
6月の星空ガイド
6月の月の満ち欠け |
7日(火) |
14日(火) |
21日(火) |
29日(水) |
上弦 |
満月 |
下弦 |
新月 |
夕方南の空に
月が見える |
月明かりで夜空が明るく
星が見つけにくい |
明け方南の空に
月が見える |
星を見るのに
絶好のチャンス |
惑星の動き |
☆ |
水星 |
金星 |
火星 |
木星 |
土星 |
見える方向 |
中旬以降
明け方の東の低い空 |
明け方
東の低い空 |
明け方
東の空 |
明け方
東の空 |
真夜中すぎ
南東の空 |
見える星座 |
おうし座 |
おひつじ座~
おうし座 |
みずがめ座~
うお座 |
うお座 |
やぎ座 |
明るさ |
0~1等星 |
-4等星 |
0.5等星 |
-2等星 |
1等星 |
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6月の天文現象 |
14日(火)、ストロベリームーン |
6月の満月を、ストロベリームーンと呼びます。このころに、イチゴの収穫時期を迎えるから、高さが低く、大気の影響で、いつもより赤く見えることが多いなどの、理由があるそうです。6月の空は梅雨の時期で、水蒸気が多く、空がぼんやりと白くなることが多くなります。このため、月もぼんやりと見えることが多くなります。さて、今年のストロベリームーンはどんな色に見えるでしょうか? 月の色が変わって見えるのは、昇り始めの20時から20時30分ころです。月が空高く昇ると、白色になるので、21時ころまでがチャンスです。月の見える方向は、東南東の空です。高さが低いので、見晴らしがいい所でご覧ください。 |
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上の画像は、少し色がついて見えた、以前のストロベリームーンです。今年はどんな姿を見せてくれるのでしょうか? |
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19日(木)~27日(月)、明け方の空に太陽系の星が集合中 |
今月下旬は、太陽系の星が明け方の南から東の空に集合しています。ぜひ早起きをしてご覧ください。 |
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22日(水)、木星が月と並んで輝く |
22日(水)の午前1時ころ、東から月が昇ってきます。この月のすぐ上に注目すると、明るい星が見えます。この星が木星です。木星は大変明るい星ですので、肉眼でも簡単に見えます。ただし、午前1時ころは高さが低いので、午前2時くらいまで待ったほうがいいでしょう。そして、朝焼けが始まる、午前4時ころまでが、見ごろとなります。 |
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26日(日)~27日(月) 明け方、月と金星が並んで輝く |
明け方の空に、たいへん明るい金星が輝いています。このように、明け方見える金星を、明けの明星とよびます。明けの明星・金星は、午前3時すぎに昇り、空が明るくなる午前4時30分ころまで、東の低い空に見えます。
見え始めは、高さが低いのですが、しだいに高さが高くなり、午前4時ころが見ごろとなります。ただし、まだ高さが低いので、東方向に障害物のないところで見る必要があります。
さて、そんな明るい明けの明星・金星に月が接近し美しい眺めとなります。
まず、26日(日)、月の左下に金星が輝きます。そして、27日(月)は、月が金星の左下に移動します。見やすい時間は、午前4時ころになります。
ところで、天気に恵まれると、27日の月の下に星が見えるかも知れません。月のまっすぐ下にある星が、水星になります。ただ、高さが大変低いので、午前4時20分ころまで待って、双眼鏡で探す方がいいでしょう。また、双眼鏡があれば、水星の少し右のおうし座のアルデバランも見えるかもしれません。なお、水星の明るさは0等星、アルデバランの明るさは1等星で、金星よりかなり暗く見える星です。 |
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春の星空のみどころ |
6月になっても、まだ、夏より春の星が南の空高く輝きます。下の図は21時ころ、南の空を見た時の様子です。左が東、右が西になります。
春の星座の中で最も明るい星が、うしかい座のアルクトゥルスです。この星は、21時ころ南の空高く見えています。
このアルクトゥルスを目印に、南の空を眺めると、右下におとめ座のスピカ、右側にしし座のデネボラが見つかります。そして、これらの星を図のように結ぶと、春の大三角が完成します。なお、三角の星の中で、デネボラは少し暗めの星なので、分かりにくいこともあります。
いっぽう、北の空には、北斗七星が輝いています。この先の星の並びを結んで南側に延びていくカーブを、春の大曲線と呼びます。春の大曲線の途中のアルクトゥルスとスピカは、明るく目につく星で、春の夫婦星と呼ばれています。
最後に、春の大曲線をさらに右に伸ばすと、からす座の星の並びにぶつかります。4つの星はあまり明るくはありませんが、比較的見つけやすい星です。 |
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