松山市考古館
〒791-8032 愛媛県松山市南斎院町乙67番地6
電話(089)923-8777
考古館について 展示室案内 教育普及活動 アクセス・お問合わせ
展示室案内
展示室案内

◆おススメコンテンツ!

  • 年間スケジュール
  • 開館日・休館日カレンダー
  • 発掘調査で見つかった貴重な出土品!
  • 考古館職員が綴る花だよりブログ
  • 発掘松山の遺跡

◆関連施設

  • 松山市考古館
  • 〒791-8032
  • 松山市南斎院町乙67番地6
  • 電話(089)923-8777
  • FAX(089)925-0260

書籍のお知らせ


松山市文化財調査報告書141

葉佐池古墳

-3・4・5次調査-

平成18年から20年に実施した葉在池古墳の墳丘再調査で、推定墳丘形態が全長41mの長円形であることが判明。 本書は、松山市教育委員会が、平成17年から平成19年度まで国庫補助を得て実施した「葉佐池古墳」の墳丘調査、3・4・5次調査の成果をまとめた報告書です。

 本書は、松山市教育委員会が、平成17年から平成19年度まで国庫補助を得て実施した「葉佐池古墳」の墳丘調査、3・4・5次調査の成果をまとめた報告書です。

「葉佐池古墳」は、1号石室と呼ばれる未盗掘の横穴式石室の中に、木棺が驚くほど良好な状態で遺されていたこと、また、大規模な墳丘下に2号石室をはじめとする未盗掘の埋葬施設が存在し、これまで確認できなかった埋葬の実態が次々に解明されたことで、全国的にも大きな注目を浴びた古墳です。

 この古墳の墳丘は、従来、平野でも最大クラスの前方後円形と推定されていましたが、残念ながらこれを裏付ける確定なデータを欠いており、数々の貴重な情報を内包する埋葬施設の存在にもかかわらず、古墳としての評価が難しく、墳丘形態のさらなる探究が課題となっていました。今般、その墳形が確定したことにより、古墳を構成する要素のうち、最も基本的な要素である石室と墳丘が明確になり、古墳としての総合的な評価が可能になりました。このことは、地域における歴史の歩みを正しく理解するうえで、大きなプラスとなることでしょう。

 墳丘調査の結果を受け、今後、「葉佐池古墳」は、保存整備、利活用という新たな段階へと進んでいくことになります

序 より

本 文 目 次

  • 第I章 はじめに
  •   1.環 境
      2.1・2次調査の経過
  • 第Ⅱ章 1・2次調査の概要
  •   1.1次調査
      2.2次調査
  • 第Ⅲ章 3次調査
  •   1.調査に至る経緯
      2.調査組織
      3.調査の成果
      4.小 結
  • 第Ⅳ章 4次調査
  •   1.調査に至る経緯
      2.調査組織
      3.調査の成果
      4.小 結
  • 第Ⅴ章 5次調査
  •   1.調査に至る経緯
      2.調査組織
      3.調査の成果
      4.小 結
  • 第Ⅵ章 まとめ
  • 第ⅥI章 附 篇
  •   1.小野谷周辺の須恵器窯址・古墳の動向と葉佐池古墳
      2.松山東南部窯跡群からみた葉佐池古墳と久米官衙遺跡群
      3.久米遺跡群の展開と葉佐池古墳
松山市文化財調査報告書141

葉佐池古墳

-3・4・5次調査-
  • 価格:2,400円
  • 規格:A4判・全200ページ
  • 重量:約 950g
  • 発行:平成22年(2010)
  • 編集・発行:松山市教育委員会・財団法人松山市生涯学習振興財団埋蔵文化財センター
  •  

【販売方法】
書籍は直接販売と郵送販売によって販売しております。

直接販売
・松山市考古館受付にて販売しています。

郵送販売
・松山市考古館へ注文書を記入・同封の上、書籍代金現金書留でお送り頂きます。
送付された金額を確認後、着払い(手数料1口 26円)にて「ゆうメール」で発送いたします。(1口1kgを超える場合は「ゆうパック」扱いとなります。)
送料および着払い手数料はお客様のご負担となります。

【本書のご注文方法】
 現金書留ご注文の冊数に応じた書籍価格の合計金額「松山市考古館書籍販売係」宛にお送りください。

同封する注文書には、購入書籍名、冊数、合計金額および送付先のお名前とご住所、郵便番号、こちらからご連絡できる電話番号をご記入下さい。(ご注文の確認をさせていただく場合があります。)

注文書のダウンロードはこちら

Copyright © 公益財団法人 松山市文化・スポーツ振興財団 松山市考古館 All Right Reserved.
(ホームページ上で使用する写真・情報の掲載等に関する一切の権限は松山市教育委員会にあります)