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『持田本村遺跡2次調査』
(松山市持田三丁目)で遺跡の発掘調査を行いました。( 終了しました。)

遺跡
名称

もちだほんむらいせき
持田本村遺跡2次調査

内容

 調査地は、松山市埋蔵文化財包蔵地「No.72 持田本村遺跡」内の標高35.1mに立地します。道後温泉周辺から勝山と御幸寺山に挟まれた東西2km、南北1kmほどの範囲は道後城北遺跡群と呼ばれ、松山平野の主要な遺跡群として知られています。調査地は、この道後城北遺跡群の南東部に位置しています。
 周辺の遺跡には、北西側に持田町3丁目遺跡があります。持田町3丁目遺跡は、(財)愛媛県埋蔵文化財調査センターが調査を行ない、縄文時代晩期の土坑、弥生時代前期の土坑墓・壺棺墓、後期の壺棺墓や古墳時代中・後期の竪穴住居跡など貴重な遺構・遺物が多数見つかり多大な成果を上げています。さらにその北側には持田本村遺跡があり、主に古墳時代の集落関連遺構や遺物が見つかっています。
 事前に実施された試掘調査の結果、溝や土坑・柱穴などを検出し、土師器・須恵器が出土しました。これらのことから、古代の遺跡の広がりが想定されます。

注意
事項
発掘調査は終了しましたが、現場への立ち入りは危険な為、ご遠慮ください。

調査地の位置
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