『桑原遺跡8次調査』 (松山市桑原五丁目)で遺跡の発掘調査を行いました。( 終了しました。)
調査地は、松山市埋蔵文化財包蔵地「№82桑原・束本遺跡群」内の標高36.7m地点に位置します。調査地の南東約250mには前方後円墳である経石山古墳が所在するほか、桑原中央通りの敷設に先立って実施された発掘調査では、弥生時代の大型竪穴住居や鉄器製作工房が確認されています。調査地の近隣(桑原遺跡5次調査、桑原本郷遺跡)では、斎串や臼玉など祭祀関係の遺物が出土しており、当該地でも弥生、古墳時代以降の集落展開が確認されるものと考えられます。