埋蔵文化財センター情報館-松山大学構内遺跡7次調査現地説明会資料
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松山大学構内遺跡7次調査(まつやまだいがくこうないいせき)

    開催日
    遺跡名
    サイズ
    DL
  • 平成26年12月19日(水)
  • 松山大学構内遺跡7次調査

    2.55 MB

    PDF
     所 在 地 :松山市道後樋又1 番1 の一部
     調査面積:約60平方メートル
     調査期間:平成26年12月1日(月)~同年12月19日(金)
     調査主体:公益財団法人松山市文化・スポーツ振興財団埋蔵文化財センター
    1.はじめに

     松山大学構内では、これまでに6度の調査が実施されています。一連の調査では、縄文時代から中世までの集落関連遺構や遺物が数多く確認されており、特に2次調査と3次調査では弥生時代や古墳時代の竪穴建物38棟が検出されているほか、6次調査では古代の溝の中から出土例の極めて少ない石帯2点が出土しました。
    この申請地内では昭和62年度に『道後城北RNB 遺跡』として発掘調査が実施され、古代の溝のほか縄文時代後・晩期の土器が数多く出土するなど、松山平野中心部である道後城北地域の中でも重要な位置を占める遺跡群です。

    2.見つかった遺構・遺物
    【検出遺構】   【出土遺物】
      溝   :1 条(飛鳥時代)
      自然流路:3 条(縄文時代)
        縄文土器、弥生土器
      土師器、須恵器
    3.わかったこと
     今回の調査では飛鳥時代、7世紀前半頃の溝SD1を検出しました。そのほか、第6層堆積中に3条の自然流路(SR1~3)がみつかり、概ね、縄文時代後期から晩期に存在した遺構と考えられます。
     なお、第6層中からは縄文時代後期や晩期に使用された深鉢の破片が数点出土しました。
    写真
    耳環・管玉が出土した様子 耳環・管玉が出土した様子
    耳環・管玉が出土した様子 耳環・管玉が出土した様子
    調査地の位置
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