2019年3月の星空ガイド

     このページは、その月に見える星座、天体、天文現象などを紹介するページです。
下記をクリックすると3月の星空を見ることができます。

3月の星空

 月の満ち欠け          
 7日(木) 14日(木)  21日(木)  28日(木)
新月  上弦  満月  下弦 
星を見るのに
絶好のチャンス 
 夕方南の空に
月が見える
月明かりで夜空が明るく
星が見つけにくい  
明け方南の空に
月が見える 

     
惑星の動き
水星 金星 火星 木星 土星
見える方向 初旬の夕方
西の低い空
明け方
南東の低い空
宵の西の空 明け方
南の空
明け方
南東の空
見える星座 うお座 やぎ座~みずがめ座 おひつじ座~おうし座 へびつかい座 いて座
明るさ 0等星~1等星 -4等星 1等星 -2等星 1等星

    今月の天文現象
   2月28日(木)、明け方の南東の空で、月と金星が並んで輝く
   明け方、南東の空に細い月が輝きます。このすぐ右側に輝く明るい星が、木星です。朝焼けが始まる午前5時30分ころが高さが高くなり、見やすくなるでしょう。なお、二日後の3月2日(土)の朝は、月は木星から離れ、土星と並んで輝くようになります。そして、3月3日(日)の朝は、月と金星が並んで輝きます。
 
   2日(土)、明け方の南東の空で、月と土星が並んで輝く
   2月28日(木)の明け方、木星と並んで見えていた月は、2日(土)の明け方、木星の左下へ移動します。そして、土星と並んで輝きます。土星は、この月の右上に見える星です。土星は、木星よりも暗めですが1等星です、肉眼でも見えるでしょう。
   3日(日)、明け方の南東の低い空で、月と金星が並んで輝く
  木星、土星と並んで輝いた月は、3日(日)の明け方、金星と並んで輝きます。金星は星で一番明るく輝く星です。この接近は、大変目に付く存在となるでしょう。見ごろは、午前5時30分ころから午前6時ころです。早起きをしてご覧ください。
   11日(月)、宵の西の空で、月と火星が並んで輝く
   20時ころ西の空に、三日月より少し太めの月が輝きます。このすぐ右側に見える星が、火星です。火星は明るいので、肉眼でも簡単に見えるでしょう。
 
   27日(木)、明け方、未明の南東から南の空で、月と木星が並んで輝く
  26日(水)から27日(木)に日付が変わるころ、ほぼ半分に欠けた月が昇ってきます。この月の左下に輝く星が木星です。時間がたつと、月と木星が空高く昇り、見やすくなります。そして、明け方の午前5時ころ、南の空に移動し見やすくなるでしょう。
   29日(土)、明け方の南東の空で、月と土星が並んで輝く
  明け方、午前5時ころ南の空に、ほぼ半分に欠けた月が輝きます。この月の左に見える星が、土星です。今月2回目の接近です。2日の接近に比べ、月が明るいので、多少に見つけにくいかもしれません。
 
   冬の明るい星を見つけよう
  3月の初めは、まだ南の空高く見えています。また明るい星が多いので19時から20時ころ南の空を見上げてみてください。
  冬の星座の中には、下の図のように冬の大三角や冬のダイヤモンドといった分かりやすい星の並びがあります。

  これらの中で、最も明るいのがシリウスとなります。また、プロキオンも明るく、冬の大三角は大変目立つ存在となるはずです。そして、冬のダイヤモンドは、大変大きく広がっています。この中の、カペラは頭の真上を越して、やや北の空よりに見えています。また、地平線付近のカノープスは、南の見晴らしがいいところでないと見ることはできません

 冬の星座に見られる、明るい星の日本での呼び方
星の名前 星の色 明るさ 見える星座 日本での固有名 呼び方の理由
シリウス 青白 -1.46等星 おおいぬ座 青星(あおぼし) 青く見えるため
カノープス -0.72等星 りゅうこつ座 おうちゃくぼし 少ししか空に見えないので
カペラ 黄色 0.08等星 ぎょしゃ座 虹星(にじぼし) 高度が低いときに、いろいろな色に見えるため
リゲル 青白 0.12等星 オリオン座 源氏星(げんじぼし) 源氏の白旗の色に見えるため
プロキオン 0.38等星 こいぬ座 いろしろ ずばり、白く見えるため
ベテルギウス 赤色 0.50等星(変) オリオン座 平家星(へいけぼし) 平家の赤旗の色に見えるため
アルデバラン オレンジ 0.85等星 おうし座 すばるのあと星 すばるのあとに昇ってくるため
ポルックス オレンジ 1.14等星 ふたご座 金星(きんぼし) 金色に輝いて見えるため
カストル 1.58等星 ふたご座 銀星(ぎんぼし) 銀色に輝いて見えるため
 
 上の図は、南の空を眺めたときの星空で、
上が北、右が西、左が東となっています。
 ※星の明るさは、数が少ないほど明るくなります。また、ベテルギウスの明るさの(変)は、明るさが変わるという変光星(へんこうせい)という意味です。カノープスは、高度が低く、大気の影響で実際より赤く、暗く見えます

  
 
  北極星を見つけよう

  北極星は、ほぼ真北に見え、ほとんど動くことがなく、北の方位を教えてくれる星です。しかし、明るさは2等星で、特別明るい星ではなく、時々わからなくなることがあります。

  こんな時は、北斗七星の星の並びから、見つけることができるのです。北極星の場所は、右のように、北斗七星の端の二つの星を結んで、その間隔を5倍延ばした所となります。

  北の空の星は、北極星をほぼ中心に、時計の針と反対方向に動いています。このように北極星は、北の方位を教えてくれるだけでなく、星の動きもお教えてくれますので、もし北斗七星が見つかったら、北極星を捜してみて下さい。

  なお、右上の図の方法で、カシオペヤ座からも北極星を見つけることができます。 ただ春の時期は、カシオペヤ座の高度が低く、見つけるのが難しいでしょう。
     ※画像の一部は、 アストロア-ツステラナビゲ-タ-Ver10を使用しています。