運動前のウォーミングアップでストレッチを行う方は多いのですが、運動後のストレッチがおろそかになっていませんか?次の日に疲労を残さない為にもアフターケアは大切です。
運動中に使った筋肉は収縮しています。そのまま放置しておくと怪我や痛みの原因になりかねません。運動を快適に続ける為にもアフターケアをこまめに行うようにして下さいね!
当財団ジョギング教室の松本孝子コーチ(管理栄養士)のフルマラソンベストタイムは2時間52分14秒(1995年/東京マラソン)。マラソン経験のない方には「サブスリー(3時間切り)ってそんなに凄い事なの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、もし機会があれば1kmだけでいいので4分15秒で走ってみてください。そのペースを崩さずに42.195倍の距離を走り切ることが出来れば「サブスリーランナー」になれるのです。
ちなみに男子マラソンのデニス・キメット選手(ケニア)が持つ世界記録は2時間2分57秒。1kmを2分54秒、50mを8.7秒のペースで走り続けます。19歳の日本人女性50m走の平均値が9.03秒(平成27年度)ですので、元気な女性が猛ダッシュしても追いつけないスピードでキメット選手は42.195キロを走り切る計算となります。
現在の世界記録より178秒速く走ることが出来れば1時間台となる男子マラソン界ですが、人類が「サブツー(2時間切り)」を出せるかどうかは、非常に難しいという意見もあれば、15~30年後には可能と予測する専門家もいるそうです。ひょっとすると私達が生きている間に「夢のサブツーランナー」を目の当たりにすることができるかも知れませんね!
(松山市総合コミュ二ティセンター体育館トレーニングルーム)
「筋肉を鍛える」という概念は古代ギリシャ時代の彫刻や、神話に出てくる神々を見てもわかるように大昔から確立されていました。その後も人間は筋肉の神秘に魅了され、様々なトレーニングを続け、現在ではスポーツ選手だけではなく、一般の老若男女や高齢者の方もトレーニングジムで筋肉を鍛える時代となりました。
筋量の低下は30歳前後から徐々に始まります。20歳代をピーク(100%)とすると、40歳代ではその約80%に、さらに70歳代では約50%にまで減少してしまいます。また、下肢(下半身)と上肢(上半身)における筋量の低下の割合を比較すると、下肢は上肢より1.5倍~2倍近くも低下の割合が高いことが明らかとなっているのです。
このように筋力は加齢とともに低下し、その結果、転倒や骨折などが起き、介護が必要な状態に陥いります。ですから一般的な老若男女や高齢者の方も筋力トレーニングによって筋量の減少を抑制し、維持または増大させることが要介護状態を防ぐことはもちろん、自立した生活を送るうえで重要となってくるのです。
松山市総合コミュニティセンターでは、筋力トレーニングマシンの重さ(ウエイト)やパットの設定方法など基本的な使用方法をアドバイスさせて頂く「はじめてマシン教室」を開催しております。「運動不足を解消しよう!」「正しいフォームを習得したい!」「健康的な引き締まった身体を目指したい!」という方は是非ご参加下さい。お電話お待ちしております。
◆松山市総合コミュニティセンターはじめてマシン教室
【対象】 18歳以上で運動しても健康上問題のない方
【日程】 平成29年6月8日(木)
【時間】 14:00~16:00
【定員】 5名(先着順)
【会場】 松山市総合コミュニティセンター体育館トレーニングルーム
【参加費用】 500円
【準備物】 運動しやすい服装・上靴・タオル・飲料水(ペットボトル等の蓋付きでお願いします)・健康チェック表(兼誓約書)※平成29年度に未提出の方
【申込方法】 5月25日(木)午前9時より電話受付(先着順)。
【電話】 松山市総合コミュニティセンター体育館 TEL089-943-8188