「骨を鍛える」

by okada
10月 01 2015 年

(松山中央公園ノルディックウォーキング教室)

 

骨に圧力がかかると骨芽細胞(骨を育てる細胞)が活発に働き、カルシウムの取り込みが促進され骨を丈夫にしてくれます。では骨に圧力をかけるにはどうしたらいいのでしょう?答えは「適度な運動」です。

ウォーキングを例にしてもう少し詳しく骨が丈夫になるメカニズムを説明させて頂くと、着地の際にかかる圧力で骨にゆがみが生じ、微小電位(ピエゾ電気)が発生します。このピエゾ電気が骨の中にある骨芽細胞を刺激することによりカルシウムの沈着がうながされ、骨が丈夫になっていくのです。

他にも骨に対し強い圧力がかかる筋力トレーニングなどもお勧めですが、いずれの運動も安全に行うことが重要です。骨折経験や膝痛などの関節痛がある場合には、整形外科などで相談の上、実施するようにして下さいね。

 

次ページへ »

« 前ページへ