「正しく」

by okada
8月 03 2014 年

(松山市総合コミュニティセンター体育館トレーニングルーム)

 

筋トレを頑張ってもなかなか筋力アップや筋肥大効果がないのは年齢のせいではなく、筋肉の使い方を間違っているのかもしれません。筋トレでもっともやってはいけない事。それは「根性でトレーニング」というメニュー。例えば、毎日腕立て伏せを続けて100回、腹筋100回、スクワット100回といったメニューなのです。

筋力アップや筋肥大効果が期待できる理想的なメニューは、マシンやバーベル・ダンベルを使い、8~15回程度でキツく感じる重さを3~5セット。それを週2~3回(中1~2日の休養日)が理想的。私はよく友人達に「脳まで筋肉」とからかわれる事がありますが、実は皆さんのイメージとは逆に、筋トレで効率よく効果を得ようとすれば、かなり頭を使ったトレーニングが必要となるのです!

求められるものは「根性トレーニング」より「理論トレーニング」。 しかし理論トレーニングと言ってもメニューはシンプル。先人たちが試行錯誤して研究や経験を重ね、積み重ねてきた理論や知識に沿ったメニューを黙々とこなすだけ。

古代ギリシャ神話の中で古代オリンピックのレスリング競技で優勝した勇者ミロは、子牛を持ち上げて筋力トレーニングをしていたという伝説があります。その時代から現在至って確立されたトレーニング方法を「正しく」実践することで、「正しく」筋肉が使われ、トレーニング効果が「正しく」現れる。何事も基本に忠実に正しく行う事が大事なんですね。