home 野活の四季 野外活動センターの四季だより -30-

野外活動センターの四季だより -30-

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11月7日(木)「立冬」
野外活動センターの林は、落ち葉のじゅうたんになりました。


この秋、全国的にドングリの不作が続いているようです。

野外活動センターでもドングリが落ちている量は少なく、

かなり探してやっと見つかる状態で、

来場される方からも、「ドングリが見つからないので

どこにありますか—」と聞かれますが、

野活スタッフでもこの秋はなかなか見つけられません。

人間にとっては困ることはないですが、

森の生き物にとっては大切な食べ物ですので

ちょっと心配です。

さて野外活動センターの紅葉の状況ですが、

場内でみられる代表的な樹木、

「モミジバフウ」の紅葉が見ごろを迎えています。

「モミジバフウ」にはこの時期

イガイガの実がぶら下がっています。

実の中にある種が落ちた後、殻が地面に落ちてきます。

これから冬にかけて地面に転がっているこの殻は

クリスマスのオーナメントやリースの材料になります。

 

さて落葉が進んですっかり枝だけになっている

野外活動センターの林で

「ぴょこん」とおじぎして尾っぽを「ぴくん」とふるわせて

枝から枝へ飛びわたる小鳥の姿を見つけました。

冬の渡り鳥(冬鳥)のジョウビタキ(メス)です。

ジョウビタキは北方で繁殖し10月頃日本にわたってきて

積雪の少ない場所で冬を越す体長15cm位の冬の使者です。

(オスも近くにはいたのですが残念ながら撮影できませんでした。)


様々な生き物の登場で少しずつ冬の足音が聞こえてくる

レインボーハイランド。自然を感じにきませんか?

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