桜の季節を終えた新緑の野外活動センター
草木も勢いよく成長して緑が増えてきました。
多目的グラウンドの芝生も芝刈りで
綺麗なストライブを描けるように勢いよく伸び始めました。
場内の雑木林の樹々も新緑の季節を迎え、
花盛りの樹々です。
？？— えっ？ 樹に花？って思われる方
ちゃんと 樹々は花の季節を迎えています。
遊歩道を散策していると若葉に覆われている枝に
動物の尻尾（しっぽ）のような形の不思議なものが
いっぱい付いている樹をあちこちにみられます。
この樹はブナ科コナラ属の落葉高木「クヌギ」です。
一般には「どんぐり」と呼ばれる実がなる樹で
夏にはカブトムシやクワガタムシが樹皮の樹液に
集まることで知られています。
「クヌギ」は４月から５月に花が咲きます。
この垂れ下がっている房は「クヌギ」の雄花（おばな）で
枝の先端には小さな雌花（めばな）が咲いています。
また別の樹にも花がみられます。
この樹はクルミ科の落葉高木「鬼胡桃（オニグルミ）」です。
古くから日本にみられる野生の「クルミ」です。
枝にはたくさんの雄花が見られます。
秋には様々な実を拾うことが出来ますが、
花を見られるのは、この季節になります。
場内散策していて樹々の花も面白いです。
よければ、足元にも目を向けてみてください。
小さな花ですが、白いスミレが咲いていました。
野生種の「アリアケスミレ」です。
ひっそりと咲いていますので探してみるのも楽しいです。
いろいろな植物が花盛りな野外活動センター
是非 散策にお越しください。