全国的に梅雨に入り、雨の日が続いています。
場内の木立の中の「ヤマボウシ(山法師)」今が見頃です。
「ヤマボウシ」は「ミズキ科」の落葉高木で
5月から7月にかけて白い花を咲かせます。
白い花びらのように見えるのは花びらではなく
「総苞片(そうほうへん)」とよばれる花を保護する変形した葉です。
「ヤマボウシ」の本当の花は「総苞片」の中心にある小さな花です。
同じ「ミズキ科」の樹に「ハナミズキ」がありますが、
「ハナミズキ」は北米原産。「ヤマボウシ」は日本の固有種です。
梅雨空の下ですが、場内の野草の花には多くの蝶が飛び交っています。
昆虫観察や野草を観に来られる方も多くみられます。
この時期、野外活動センターで観られる昆虫と野草の代表選手が
「蛍(ほたる)」と「ホタルブクロ」
5月下旬から6月初旬、五明地区の五明川周辺では「ほたる」が観られます。
野外活動センターでもアドベンチャーゾーンの親水広場や
オートキャンプ場でも毎年この時期「ほたる」が観られます。
「ほたる」が観られる頃に咲く山野草に「ツリガネソウ(別名:ホタルブクロ)」があります。
「茶花」(お茶席の床の間に飾る生け花)としても季節を感じさせる山野草です。
梅雨の花の代表選手「紫陽花(アジサイ)」も花をつけはじめました。
今シーズンもたくさんの方に「紫陽花」の花を
楽しんでいただければと思います。
ご来場お待ちしています。