
2026年4月13日 更新

陸上競技場のトラックではランナーが走る方向は必ず「左回り」と決められています。これは国際陸上競技連盟(IAAF)が決めた国際ルールブックにて「レフトハンドインサイド(左手を内側に)」と記されているからなのです。
100年ほど前までは右回りでの競技も行われていた事があるのですが、1906年に開催されたアテネオリンピックでトラック種目を右回りで行ったところ、選手やコーチから「走りにくい」と苦情が続出し、1913年に左回りに統一されました。
人間は左回りの方が走りやすい理由としてはいろいろな説があるのですが、左足を軸にした方が身体を支えやすく、右足は左足と比べ地面を力強く蹴る事ができるという理論が今のところ有力です。
ちなみに競輪や競艇、スピードスケートや野球のベースも左回り。ハンマー投げや円盤投げの選手も左回りで投げる選手が圧倒的に多く、子どもを回転する椅子に座らせると大半が左回転させて遊びます。
他にも人間は暗闇の中を歩くとフラフラと左側に寄っていったり、警察に追跡される逃走犯も街中を左回りに逃げる確率が高いそうです。これらに明確な答えはないのですが、データ的に見ても人間が左回りを好む事は間違いなさそうです。私が行きつけのスーパーやコンビニの多くも左回りでお店を回りながら買物ができるよう設計されているのも納得です!
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