公益財団法人 松山市文化・スポーツ振興財団

5月14日 陸上競技場の芝生メンテナンス作業の様子

2025年5月17日 更新

北条スポーツセンターの知られざる裏側をご紹介します。

北条スポーツセンターの陸上競技場は県内有数の天然芝グラウンドです。

天然芝は植物ですので日々のメンテナンスが必要不可欠です。

当センターではグランドキーパー職員が日々メンテナンスを行っています。

 

今日は冬芝から夏芝への更新作業をのぞいてみました。

実は冬芝が生えている間、夏芝は冬芝の下で休眠しています。
冬芝が伸びている状態では夏芝が生育できず、冬芝から夏芝への切り替えがうまくいきません。
冬芝の生育が衰えるまで刈り込みやコア打ちを行い冬芝にダメージを与えます。

夏芝の芽が動き始めたら、追肥をして生育を促して夏芝へ更新していきます。

①休眠状態の夏芝に光をよく当てるために低い刈り高で冬芝を刈り込みます。

②芝生にコアを打ち込んでいます。

約5㎝ほどコアを打ち込んだものがこちらです。

③コア打ちして出てきた芝生と土をスイーパーを使って吸い取ります。

スイーパーが通ったあとの芝生を近くて見てみると…


小さな穴が無数に開いていますね。

この穴に目土や肥料を追加し、夏芝に栄養を与えて、更新作業をしていきます。

 

以上が本日のメンテナンス作業になります。天然芝の管理作業はご紹介した以外にも内容が多岐に渡ります。
これからも北条スポーツセンターでは市民の皆様に満足していただけるよう職員一同、施設管理に努めてまいります。
北条スポーツセンターの知られざる裏側のご紹介でした。