『岩崎遺跡3次調査』 (松山市岩崎町二丁目)で遺跡の発掘調査を行いました。( 終了しました。)
共同住宅の建築に伴う発掘調査です。調査地は、「岩崎遺跡」包蔵地内の標高38.6~39.0mに立地します。 周辺遺跡としては、東一万桑原線改良工事に伴う道後町遺跡、西から南西にかけては東部環状線道路改良工事に伴う岩崎遺跡、北東に近接する湯築城跡などが挙げられ、弥生時代から近世までの遺構や遺物が多数検出されています。
事前に実施した試掘調査の結果、溝、土坑、柱穴を検出し、土師器や須恵器が出土しました。これらのことから、古墳時代から中世の遺跡が広がることが想定されます。