調査地は、松山市埋蔵文化財包蔵地「No.128 鷹子遺跡・タンチ山古墳」内の標高48.30m~ 48.65mに立地します。
　周辺の遺跡には、鷹子新畑遺跡1次～4次調査が挙げられ、弥生時代から中世までの集落関連遺構や遺物が多数検出されています。調査地東に隣接する２次調査では、弥生時代の溝や土坑、古墳時代の竪穴建物、中世の掘立柱建物・井戸・柵列が検出されました。また、南西に隣接する３次調査からは、古墳時代の土坑、中世の掘立柱建物、井戸などが検出されており、本調査地においても集落関連遺構の広がりが予想されます。