衣山西ノ岡古墳（きぬやまにしのおか）

開催日		遺跡名	サイズ	DL
平成23年4月	衣山西ノ岡古墳		5.73MB
１．検出遺構
周溝：１条、溝：１条、土坑：７基、柱穴：２７基
２．出土遺物
弥生土器、土師器、 須恵器、陶磁器、埴輪、管玉、鉄製品、石器
３．調査の成果と課題
今回の調査は、松山市が指定する埋蔵文化財包蔵地の『No.20 永塚古墳』内における宅地造成に伴う発掘調査です。 　調査地が所在する松山市衣山地区では、伊予鉄衣山駅北西部の丘陵上に永塚古墳（昭和59 年度調査）があり、７世紀前半の前方後円墳として古くから知られています。また、近年では調査地北東部の丘陵上にて衣山北組遺跡（平成21 年度調査）の発掘調査が実施され、弥生時代から古代にかけての建物跡や遺物が多数発見されています。 　　調査では、周溝１条、溝１条、土坑７基、柱穴２７基が見つかりました。周溝は古墳（衣山西ノ岡古墳） に伴うもので、古墳の築造時期は古墳時代後期、６世紀中頃と考えられます。遺物は弥生土器、土師器、 須恵器、陶磁器、埴輪、管玉、鉄製品、石器が出土しました。
遺構完掘状況（西から） 周溝断面写真（北より） SK6 円筒埴輪出土状況（西より）
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