2024年3月20日 更新
日本は世界有数の腰痛大国と言われています。日本整形外科学会による調査では約3,000万人、実に日本人の4人に1人が何らかの腰痛に悩んでいるということになります。一口に腰痛といってもその原因はさまざまあり、腰痛を原因別に分類すると「腰部脊柱管狭窄」「椎間板ヘルニア」など腰の神経障害によるものや、重い脊椎の病気などがあります。しかし原因を特定できる腰痛は全体の約15%と言われており、8割以上の人が「なぜ痛いのかわからない」と答えているそうです。
健康運動指導士の私たちも「腰痛を改善する運動は何がいいですか?」と頻繁に質問されます。腰痛と言っても様々なケースがあるので一言には言えませんが、病院の診察の結果、椎間板などに異常あり、足やお尻に痺れなどの痛みがある場合は無理に運動はやらない方がいいでしょう。しかし慢性的な腰のだるさや違和感などは改善させる方法があります。
腰の状態が良くない時は痛くない動作(種目)を選び、痛くない方向に運動することが基本です。これは心地よい方向に体を動かす「操体法」という動作の応用です。体を前に曲げると腰に痛みを感じるが、背中を反る動作は痛くないという方は、松山中央公園の親水広場に設置しております「背のばしベンチ(6基設置)」でストレッチをしてみてくださいね。皆様のご来場心よりお待ちしております。
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