カテゴリーの過去記事: 出土物整理
常滑焼・渥美焼のこと(その2) |
前回は常滑焼・渥美焼の特徴や歴史についてお話しましたが、今回は北条河野地区別府遺跡から出土したものについて書きたいと思います。 出土したのは小さな破片ばかりで20点以上はありますが、焼き物の特徴をとらえて図や写真とし … Continue reading
常滑焼・渥美焼のこと(その1) |
みなさんは「常滑(とこなめ)焼・渥美(あつみ)焼」ってご存知ですか? ”よく知っている”、”名前だけは聞いたことがある”、”初めて耳にした”など、いろいろな方がいらっしゃると思いま … Continue reading
南江戸上沖遺跡の遺物 |
南江戸上沖遺跡は平成27年9月~平成28年7月まで発掘調査(屋外調査)を行いました。 南江戸上沖遺跡からは、鎌倉時代の建物を区画する溝が見つかっています。現在は、報告書作成のための整理作業(屋内整理)を行っています。そ … Continue reading
試掘調査で出土した土器 |
試掘調査 埋蔵文化財センターでは、毎日のように市内のどこかに出かけて、試掘調査というものを行っています。 これは、埋蔵文化財包蔵地というエリア内で、建物が建てられるようなときに行うもので、地中をトレンチと呼ばれる長方形の … Continue reading
伊予の豪族“河野氏”のこと(その3) |
前回は平成29年度の調査で出土した遺物の時期と、その頃に姿を現し始めた河野氏、とくに通清(みちきよ)、通信(みちのぶ)親子の登場までのお話しをしました。 今回は二人が活躍した源平合戦のころに焦点を当ててみたいと思いま … Continue reading
伊予の豪族“河野氏”のこと(その2) |
前回、風早郡の場所について簡単にお話ししましたので、今回は調査を行った別府遺跡のことや、遺跡がある河野地区、河野氏の歴史について触れてみたいと思います。 調査した中で、現時点では時代のはっきりしない遺構などもあります … Continue reading
松山市埋蔵文化財調査年報30を刊行しました |
平成29年度に発掘調査を実施した15遺跡の成果報告のほか、出土品の整理・保存処理、普及啓発活動などをまとめた松山市埋蔵文化財調査年報30(29年度)を刊行しました。是非、考古館に見にきてくださいね。 & … Continue reading
松山外環状線道路建設に伴う発掘調査で発見された中世の遺物(外国産) |
松山外環状道路建設に伴う遺跡から出土した国内で生産された器をご紹介しましたが、今回は大陸から海を渡ってきた磁器の一部をご紹介します。 当時の磁器は貴重品で、発掘調査での出土量も国産品の土器や陶器などに比べて、希少であ … Continue reading
松山外環状線道路建設に伴う発掘調査で発見された中世の遺物(国内産) |
松山外環状道路建設に伴う遺跡の発掘調査は、余戸、東垣生町、南吉田町の約1.3kmにかけて実施しました。なかでも余戸と東垣生町では、遺構や遺物が数多く見つかり、平安時代末から室町時代にかけての中世頃の集落跡や水田跡が見つ … Continue reading