「ディトレーニング」

by okada
5月 26 2020 年

(健康ダイエット事業「プロジェクトD」)

 

新型コロナウイルス感染症の状況等を踏まえ、松山市総合コミュニティセンター体育館のトレーニングルームも利用停止中となっておりますが、これまで一生懸命に筋力トレーニングに励んで手に入れた大切な筋肉、できれば筋肉量の減少は避けたいものです。しかし実際にはトレーニングを中断すると筋肉は減少(萎縮)していくのが人間のカラダの仕組みです。

トレーニングを中断することをディトレーニングと言いますが、ディトレーニング4週間目ぐらいまでにみられる筋力低下は神経活動の低下が原因となります。久々に実施した筋力トレーニングで以前は扱えていた重量が持ち上がらないのはこの現象が起きているからです。ディトレーニング4週間目以降は実際に筋繊維の萎縮が始まるといわれています。

筋肉の減少(萎縮)をできるだけ防ぐ対策方法としては、週1回で構わないので強度を維持した筋力トレーニングを行うことが重要です。時間や頻度を少なくしても構わないので、強度を維持した筋力トレーニングを実施することで、ディトレーニングの影響は著しく低減することが分かっています。インターネットなどでも家庭でできるトレーニング動画が数多く紹介されていますので参考にしてくださいね。