「骨盤と肩甲骨を動かそう!」

by okada
2月 16 2022 年

 

人体には骨と骨をつなぐたくさんの関節があります。私たちが物を掴んだり、しゃがんだり、歩いたりできるのは関節があってこそ。しかし関節だけがあれば体が動くのかというとそうではありません。関節はバラバラの骨どうしをつなぐ為に「関節包」という丈夫な筋に囲まれています。

関節包の内側にはクッションの役割を担う「軟骨」があり、さらに関節の動きを滑らかにするための「滑液」という潤滑液が分泌されています。このようにさまざまな組織や靭帯や筋肉が合わさり連動して動くことによって、私たちが普段何気なく行っている全ての動作が実現できているのです。

しかし運動不足などが原因で関節を動かさないでいると、拘縮(こうしゅく)という関節のまわりが固まってしまう状態が起こります。また、動かさない筋肉は必ず筋力低下が起こります。そうなってくると自分の身体を動かすことが更に嫌になってしまうのです。ですから身体がまだ動くうちに、毎日少しずつでも関節を動かすストレッチを行うことが大切なのです。

関節をスムーズに動かし、健康的な生活を過ごす上でストレッチは非常に重要です。皆さんも動画を見ながら実践してみてくださいね。

 

◆著作・制作/愛媛CATV

 

◆監修・指導/公益財団法人松山市文化・スポーツ振興財団 中田 裕幸