観望会のお知らせ
・令和3年2月20日(土) 18:30~20:00 月と冬の星を見よう
・令和3年3月21日(日) 19:00~20:30 月と冬の星を見よう
定員50人程度で、電話での先着順で受け付けております。
料金は1人200円(4歳以上)※雨天・曇天時はコスモシアターで星空解説のみ実施します。
ただし、コロナウイルス感染症拡大などの今後の状況により、中止となる場合もございますので、事前にご確認ください。
コスモシアター 概要
- 開館時間
- 上映時間に準ずる
- 休館日
- 毎週月曜日(祝日と7/21~8/31は開館します。)、年末年始
その他、機器保守点検期間などは臨時休館となります。
- アクセスマップ
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- 座席表1
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- 座席表2
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団体利用案内
コスモシアターでは、団体でのご利用を承っております。学校行事などに是非ご活用ください!
ご利用料金について
- 団体利用の扱い
- 原則として、4才以上の方が10名以上にさせていただきます。
※学校団体などが学校の行事でご利用される場合は、10名以下でもご利用できますので、お問合せください。
- ご利用可能時間帯
- 平日の9:00から17:00(学校の長期休暇を除く)
- ご利用料金
- 団体専用利用の「幼児用番組」「学習用番組」につきましては、お問合せください。
一般番組は下記の割引料金でご利用になれます.
人数 |
大人 |
小人 |
割引率 |
30~49人まで |
360円 |
180円 |
1割 |
50~99人まで |
320円 |
160円 |
2割 |
100人以上 |
280円 |
140円 |
3割 |
- ご利用にあたっての注意事項
-
- 団体でご利用の場合は、1週間前までに、事前にお電話でご予約をお願いいたします。
- 団体予約受付は先着順に行っております。番組内容や開始時間は、先着順に決定いたします。
- 人数が多い場合、入退場に時間がかかる場合がございます。ご利用の15分前までには、到着するようにご計画ください。
- 都合により、他の団体のお客様と、同時にご利用いただくことがありますのでご了承ください。
- 貸し切りバスで、ご利用する場合は、駐車場に限りがございますので、事前にご予約ください。
- 電子メールでの団体予約はうけつけておりませんので、あらかじめご了承下さい。
投影番組
-
これからご紹介するプラネタリウム番組は、幼稚園児、保育園児、小学校低学年児童を対象にした作品です。
これらの作品は、 楽しいキャラクターが登場し、星の世界などをわかりやすく案内する、こどもたちの情操教育が高められる内容になっています。
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コスモシアターではこどもたちの理科教育のお役に立てるよう、学習用番組の投影も行っております。
学校の授業中では扱いづらい天体も、プラネタリウムを使えば、視覚、感覚の両面から天体、星というものをとらえることができ、学習効率の向上が望めます。これからご紹介する学習用番組は、難しいことにかたよることなく、こどもたちが興味をもって見れるような内容になっています。
貸館案内
コスモシアターは広く皆様にご利用いただけるよう、貸館も行っております。
※なお、プラネタリウム番組の投影などで使用できない場合がありますので、詳しくはお問い合わせください。
活用例
- アマチュア音楽愛好家による演奏会
- 音楽教室の発表会
- 小規模なコンサート
- ビデオ映像を活用した各種講演会、セミナー、研修会
- 総会などの各種会合
料金表
天体案内
今月の星空
南の空を見上げると、四角の形と三ツ星で有名なオリオン座が見つかります。
オリオン座には、ベテルギウスとリゲルの2つの1等星があります。
このうちベテルギウスと、左下に輝くおおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオンを結ぶと、冬の大三角完成します。
頭の上を眺めると、おうし座が見えています。おうし座には、1等星 アルデバランがあり、さらに北側には、ぎょしゃ座のカペラが明るく見えています。いっぽう西側には、アルデバランと同じくらいで輝く、オレンジ色の火星が輝いています。
この他、冬の大三角の上には、 ふたご座のポルックスとカストルが仲良く並んでいるのが見つかります。
地平線付近までよく晴れた夜には、南のたいへん低いところにカノ-プスも見えることがあります。 このように、今月は、冬の星座の明るい星がたくさん見えています。
さて、このように冬の星座がほとんの2月の夜ですが、東の空には、 春の星座のかに座やしし座、 おおぐま座も顔を出し始めています。しし座には、1等星レグルスが輝きます。 |
2月の星空ガイド
2月の月の満ち欠け |
5日(金) |
12日(金) |
20日(土) |
27日(土) |
下弦 |
新月 |
上弦 |
満月 |
明け方南の空に
月が見える |
星を見るのに
絶好のチャンス |
夕方南の空に
月が見える |
月明かりで夜空が明るく
星が見つけにくい |
惑星の動き |
☆ |
水星 |
金星 |
火星 |
木星 |
土星 |
見える方向 |
下旬以降の
明け方
南東の低い空 |
見かけ上太陽に近く
見つけるのは難しい |
夕方の西の空 |
下旬以降の
明け方
南東の低い空 |
下旬以降の
明け方
南東の低い空 |
見える星座 |
やぎ座 |
—– |
おひつじ座 |
やぎ座 |
やぎ座 |
明るさ |
1等星 |
—– |
-1~0等星 |
-2等星 |
0.5等星 |
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2月の天文現象 |
19日(金)、南の空で、月と火星が並んで輝く |
空が暗くなる19時ころ、南の空で月と火星が並んで輝きます。火星の場所は、月の右側です。火星はオレンジ色の明るい星で、月の近くにはこれ以上明るい星はないので、間違えることはないでしょう。なお、前日の18日(木)も月と火星は比較的近くに見えます。ただ、並びは少し変わり、月の左上に火星が輝きます。 |
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22日(月)、明け方、南東のたいへん低い空で、水星と木星が並んで輝く |
22日(月)の明け方、水星と土星が南東の空から並んで昇ってきます。ただ、高さが低いので、山や建物があると見えなくなります。見晴らしのいいところでご覧ください。この二つの星の明るさは、ほとんど同じの1等星の明るさです。肉眼で見えそうですが、朝焼けが明るくなる午前6時10分ころに見えるので、双眼鏡を用意して探すといいでしょう。星の並びは、左側が水星、右側が土星です。また、星の間隔は、大まかに月の見かけの大きさの10個程度です。
なお、この接近はしばらく続きます。そして、月末には水星が土星から離れていきますが、木星が近づいてきます。月末の晴れた日には、水星の下側に、たいへん明るい木星が見えてくるでしょう。見やすいのは少し早くなり、午前6時ころがおすすめです。 |
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28日(日)、南西の空で、火星がすばると並んで輝く |
20時ころ、南西の高い空にオレンジ色の火星が輝いています。この火星を注意深く見つけると、少し上側に星の集まりが見えてきます。これがすばるです。普通の視力の方ですと、5つ程度の星が見えてくると思います。火星がすばると接近するのは、3月の上旬にかけてです。この接近は、28日(日)から1週間程度が見頃です。火星とすばるの並び方が変化しますので、火星の場所を覚えて観察すると面白いでしょう。 |
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冬の明るい星を見よう |
冬の夜空は、下の画像のように冬の大三角や冬のダイヤモンド といった分かりやすい星の並びがあります。これらの中で、最も明るいのはシリウスです。プロキオンも明るく、冬の大三角は大変目立つ存在となるはずです。
この画像と同じような位置に来るのは、2月初めが22時ころ、中頃が21時ころ、月末が20時ころです。
冬のダイヤモンドは冬の大六角とも呼ばれ、大変大きく広がっています。また、カペラは頭の真上を越してやや北の空よりに、ポルックスはほぼ頭の真上になります。
なお画像は、南の空を眺めたときの星空で、上が北、右が西、左が東となっています |
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冬の明るい星の名前 |
星の名前 |
星の色 |
明るさ |
見える星座 |
日本での固有名呼び方の理由 |
シリウス |
青白 |
-1.46等星 |
おおいぬ座 |
青星(あおぼし)
青く見えるため |
カノープス |
白 |
-0.72等星 |
りゅうこつ座 |
おうちゃくぼし
少しか見えないので |
カペラ |
黄色 |
0.08等星 |
ぎょしゃ座 |
虹星(にじぼし)
高さが低い時
いろいろな色に見えるため |
リゲル |
青白色 |
0.12等星 |
オリオン座 |
源氏星(げんじぼし)
源氏の白旗の色に見えるため |
プロキオン |
白色 |
0.38等星 |
こいぬ座 |
いろしろ
ずばり、白く見えるため |
ベテルギウス |
赤色 |
0.50等星(変) |
オリオン座 |
平家星(へいけぼし)
平家の赤旗の色に見えるため |
アルデバラン |
オレンジ色 |
1.14等星 |
ふたご座 |
すばるのあと星
すばるのあとに昇ってくるため |
ポルックス |
オレンジ色 |
0.85等星 |
おうし座 |
金星(きんぼし)
金色に輝いて見えるため |
カストル |
白色 |
1.58等星 |
ふたご座 |
銀星(ぎんぼし)
銀色に輝いて見えるため |
明るさは、数が少ないほど明るくなります。また、ベテルギウスの明るさの(変)は、明るさが変わる変光星(へんこうせい)という意味です。カノープスは、高度が低く、大気の影響で赤く、暗く見えます。 |
西から南の空に目を向けると、冬の星座が輝いています。そして、南から東に目を向けると、春の星座が輝きます。今月は、冬から春へと季節が移り変わる途中の星空となります。
まず南西の空には、四角の形と三ツ星で有名なオリオン座が見つかります。オリオン座には、ベテルギウスとリゲルの2つの1等星があります。このうちベテルギウスと左下に輝くおおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオンを結ぶと、冬の大三角完成します。
頭の真上を眺めると、ふたご座のポルックスとカストルが仲良く並んでいるのが見つかります。そして、オリオン座の西側には、おうし座のアルデバラン、さらに北側には、ぎょしゃ座のカペラが見えています。
東の空には、春の星座しし座が昇ってきています。しし座には、1等星レグルスが見えています。また、地平線付近に目を向けると、北東の空にうしかい座のアルクトゥルスが見つかります。
さらに、北東の空を眺めると、おおぐま座に輝く、北斗七星が見つかります。この北斗七星が空高くなると、季節は春本番となります。
ところで、西の空には火星が輝いています。火星は、5日ころにすばる、20日すぎにおうし座のアルデバランに接近します。 |
3月の星空ガイド
3月の月の満ち欠け |
6日(土) |
13日(土) |
21日(日) |
29日(月) |
下弦 |
新月 |
上弦 |
満月 |
明け方南の空に
月が見える |
星を見るのに
絶好のチャンス |
夕方南の空に
月が見える |
月明かりで夜空が明るく
星が見つけにくい |
惑星の動き |
☆ |
水星 |
金星 |
火星 |
木星 |
土星 |
見える方向 |
中旬までの
明け方東南東の低い空 |
見かけ上太陽に近く
見つけるのは難しい |
夕方の西の空 |
明け方
東南東の低い空 |
明け方
東南東の低い空 |
見える星座 |
やぎ座 |
—– |
おひつじ座~おうし座 |
やぎ座 |
やぎ座 |
明るさ |
0等星 |
—– |
1等星 |
-2等星 |
0.5等星 |
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3月の天文現象 |
5日(金)、明け方、東南東の低い空で木星と水星が並んで輝く |
明け方午前5時30分ころ、木星が東から少し南寄りの東南東の空に昇ってきます。そして、午前6時前になると高さも少し高くなり見やすくなります。そんなころ、木星のすぐ上側に水星が並んで輝きます。木星が一番明るく、水星は少し暗めですが、1等星より明るい0等星ですので、天気が良ければすぐに分るでしょう。
見やすい時間は午前5時40分ころから、午前6時までの20分ほどのわずかな時間です。早起きをして、ぜひご覧ください。 |
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6日(土)、西の空で、火星がすばると並んで輝く |
20時ころ、西の高い空にオレンジ色の星が、二つ並んで輝いています。このうち、右下に見える星が火星、左上の星がおうし座のアルデバランになります。同じくらいの明るさで、色も同じように見えるので、間違えないでください。
さて、このうち火星を注意深く見つけると、少し右側に星の集まりが見えてきます。これがすばるです。普通の視力の方ですと、5つ程度の星が見えてくると思います。火星がすばると接近するのは、前後10日間程度です。火星とすばるの並び方が変化しますので、図を参考にして、10日程度観察してみてください。
火星はこの後、おうし座のアルデバランに接近します。明るさ、色もほとんど同じなので、見分けがつきにくくなるでしょう。火星とアルデバランの最接近は20日すぎとなります。 |
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10日(水)、明け方、東南東の低い空で、月と惑星が並んで輝く |
10日(水)の明け方、東南東に月と土星が並んで昇ってきます。そして、午前5時30分ころには木星、水星が追いかけるように昇ってきます。ただ、高さが低いので、山や建物があると見えなくなります。見晴らしのいいところでご覧ください。
図は、午前5時40分ころの、月と惑星の位置を描いたものです。この中で、木星が一番明るく目立ちます。水星と土星は、明るさはほぼ同じです。ただし、水星は高さが低いの、見つけにくいかもしれません。
なお、11日(木)の明け方は、月の高さが低くなりますが、快晴に恵まれると、水星の下側に見えるでしょう。
見やすい時間は、午前5時40分ころから午前6時ころになりますが、6時ころには朝焼けが明るくなり、水星が見つけにくくなるでしょう。できれば、双眼鏡を使って探してください。 |
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19日(金)、西の空で、月と火星が並んで輝く |
空が暗くなる20時ころ、西の空で月と火星が並んで輝きます。火星の場所は、月の上側です。火星はオレンジ色の明るい星です。ただし、火星の左上に同じような色をしたおうし座のアルデバランがありますので、気を付けてください。なお、翌日の20日(土)は、火星の上側に月が移動しますが、比較的近い状態が続きます。 |
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北極星を見つけよう |
北極星は、ほぼ真北に見え、ほとんど動くことがなく、北の方位を教えてくれる星です。しかし、明るさは2等星で、特別明るい星ではなく、時々わからなくなることがあります。
こんな時は、北斗七星の星の並びから、見つけることができるのです。北極星の場所は、右のように、北斗七星の端の二つの星を結んで、その間隔を5倍延ばした所となります。
北の空の星は、北極星をほぼ中心に、時計の針と反対方向に動いています。このように北極星は、北の方位を教えてくれるだけでなく、星の動きもお教えてくれますので、もし北斗七星が見つかったら、北極星を捜してみて下さい。なお、図の方法で、カシオペヤ座からも北極星を見つけることができます。ただ春の時期は、カシオペヤ座の高度が低く、見つけるのは難しいでしょう。 |
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コスモシアターニュース
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