「ODATERU(おだてる)」

by okada
9月 23 2015 年

(松山中央公園キッズコーディネーション教室)

 

ここ数年、小学生児童の「運動能力の二極化」が問題とされています。これは〝運動をたくさんする子〟と〝運動をまったくしない子〟との間にはっきりと見て取ることができる運動能力の差の事。

小学校低学年になれば自分自身で運動が「得意」か「苦手」か何となくわかってきます。「自分はクラスの中で走るのが速くないから・・・」「自分はクラスの友達より跳び箱が上手く跳べないから・・・」など、運動が苦手な子は劣等感を感じてしまい運動嫌いとなる恐れがあるのです。このように人との比較は子供達から〝運動は楽しい〟という気持ちを奪いかねません。

ある雑誌で「子供を育てるには〝S〟を外す事が大事!」という記事を読んだ事があります。これは「SODATERU(育てる)」から〝S〟を外すと「ODATERU(おだてる)」になるという意味。子供達はおだてられる事で喜びを感じ、自分の存在価値を実感し成長に繋がるのです。

キッズ教室の保護者の皆様にお願いです。子供さんには人との比較ではなく「先週より頑張ってたねっ!」「今日は上手くボール打てたねっ!」といっぱい褒めてあげて下さい。子供さんが「また運動やりたい!」という気持ちが持てるようサポートよろしくお願いいたします。

 

次ページへ »

« 前ページへ