「50m02cm」

by okada
8月 11 2020 年

(アクアパレットまつやま)

 

小さな子供さんからご年配の方まで世代を問わず安心して水遊びや水泳が楽しめる「アクアパレットまつやま」。今シーズンは新型コロナウイルス感染症拡大防止対策による3密の回避に加え、夏場の熱中症対策の両立が困難であることから屋外プールは営業を中止し、屋内プールのみでの営業となっております。

屋内には健康増進用プールや流水プールの他に、日本水泳連盟公認の50mプールがあるのですが、正確に測定すると50mではなく50m02cmなのをご存じでしたか?

競泳の大会時にはプールの両端にタイム測定用タッチパネルを設置してラップやフィニッシュタイムを計測しています。このタッチパネルの厚さは1枚が1cmとなっており、両端に設置後のプールが50mジャストになるように設計されているのですが、通常営業時はタッチパネルを外していますので、正式な長さは50m02cmになるというわけなのです。

ちなみにタイム測定用タッチパネルが導入されたのは1964年の東京オリンピック。1960年のローマオリンピックで起きた目視による着順判定のトラブルが発端となりタッチパネルの開発が進んだそうですよ。

 

次ページへ »

« 前ページへ