発掘へんろ展 展示の紹介(その1)


 考古館では、5月1日より 発掘へんろ展「四国の風土と暮らし」の開催を予定しておりましたが、新型コロナウイルス感染症拡大を防止するために4月10日(土)から臨時休館しております。

 発掘へんろ展では、長い歴史のなかで山とともに歩んできた四国の人々の暮らしについて展示・紹介する予定ですが、展示会の開催に先立ち、今回より数回に分けて展示品や展示の様子などについてご紹介します。

 まず、「山で生きる -山の恵み-」では、山に暮らす人々が利用してきた山の恵みについて紹介するのですが・・・
松山市からは、【石材・鉱物】のコーナーで伊予郡砥部町で産出する流紋岩を原料として生産された「砥部焼」(松山城三之丸跡出土)を展示します。

こちらです。

江戸時代の終わりころにつくられた何とも可愛らしい器です。

続いて、同じく「山で生きる -山の恵み-」【木・炭】のコーナーでは、瀬戸風峠遺跡(松山市南白水)で見つかった木炭床のある横穴式石室について紹介します。

横穴式石室の奥壁側床面に木炭を敷きつめていた非常に珍しい古墳です。

展示会では、敷きつめられていた木炭片(一部)や須恵器などの副葬品を展示する予定です。

臨時休館延長のおしらせ


4月10日(土)から4月21日(水)の予定で臨時休館させていただいておりましたが、愛媛県独自の警戒レベル「感染対策期」が延長されることになったことから、松山市考古館および松山市文化財情報館の休館を令和3年5月19日(水)まで延長させていただきます。
来館を予定されていたお客様にはご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解とご協力をお願い申し上げます。

休館延長期間

令和3年4月22日(木)から令和3年5月19日(水)まで

考古館の臨時休館について


誠に恐れ入りますが、新型コロナウイルス感染症の感染予防・拡大防止のため

2021年4月10日(土)~ 4月21日(水)まで

臨時休館いたします。

 

(休館の期間は、今後の状況により延長される場合があります。)

 

 

大変ご迷惑をおかけいたしますが、

ご理解・ご了承のほど、よろしくお願いいたします。

朝日谷2号墳の看板(説明・案内)を設置しました!


 

令和2年9月、朝日谷2号墳出土品が松山市で初めての重要文化財・考古資料に指定されました。これを受け、令和3年3月30日には、松山の至宝である考古資料や発掘調査成果をお伝えする説明看板と表示看板を、松山総合公園の第2駐車場から第3駐車場へ向かう園道に設置しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

説明看板では、古墳の発見経緯や調査研究成果を説明文と写真でわかりやすく紹介し、案内看板では、松山市考古館イメージキャラクター“ふんどう君”が、かつて古墳のあった方向を右手で案内しています。

公園を訪れた折には、朝日谷2号墳の看板(説明・案内)をご覧ください。松山総合公園のある大峰ヶ台(西山)の北側丘陵には、かつて、松山平野最古級の前方後円墳(古墳時代出現期:3世紀後半)が存在し、瀬戸内地方の古墳時代の開始や、その様相を解明するために重要な学術価値の高い考古資料が出土したことに思いを馳せていただければ幸いです。

なお、松山市考古館受付では、図録『朝日谷2号墳』を好評発売中です。A4判・全16ページ・オールカラーの内容で、ご希望されるお客様には1冊500円で販売しています。

🌸桜が見ごろです🌸


考古館の周辺では桜が見ごろを迎えています。🌸

(3/30 10時頃)

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、古代ハスの葉っぱが早くも水面から顔を出しました!!

今年も開花が楽しみですね。

 

 

 

 

 


ただいま特別展示室にて「発掘 松山の至宝 後期展(番外編)」を開催しています。

イラストレーターの早川和子さんに松山市内で実際に見つかっている遺跡の情景を描いていただいた原画を展示しています。

 

 

 

 

 

 

ぜひお立ち寄り下さい。

 

「葉佐池古墳ものがたり」、復活しました。


3/13(金)より、ロビー自動販売機横にて、ビデオ「葉佐池古墳ものがたり ハエが教えてくれたこと」の上映を再開しました。

アニメーションで、古墳時代のお葬式「殯(モガリ)」の様子を知ることができます。 6分程度のビデオですので、ぜひご覧ください。   

 

 

 

 

 

 


さて、考古館の周辺ではモクレンの花が見ごろになりそうです。

 

 

 

 

 

 

ツバキも綺麗な花を咲かせています。     

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

種類はよくわかりませんが、花を咲かせている桜の木もあります。  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソメイヨシノとヤマザクラの開花も待ち遠しいですね。

特別展『発掘松山の至宝 後期展』 開催中です! 2月6日(土)~3月21日(日)  

小学校からのプレゼント


3月7日 日曜日
先日、市内の某小学校6年生の皆さんから、とても素敵なプレゼントをいただきました。 「ふんどう君」と「古代ハスの花びら」がメッセージカードになっています。 ブルーのリボンをほどくと・・・ 内側にはきれいな古代ハスの絵が描かれていました。 一年間、総合的な学習の時間に出前講座でお邪魔させていただきました。 すてきなプレゼントをいただき、本当にありがとうございました。   さて、考古館の周辺ではサンシュユの花が見ごろを迎えています。 午後2時20分ころのようすです。 サンシュユの近くでは、モクレンのつぼみが大きくなっています。
今日はすこし肌寒いですが、考古館周辺でウォーキングでもいかがですか?。
特別展『発掘松山の至宝 後期展』 開催中です! 2月6日(土)~3月21日(日)

特別展「発掘 松山の至宝」(後期展)開幕!!書籍販売スタート!!



明日2/6(土)から特別展「発掘 松山の至宝」(後期展)がはじまります!

令和2年度の特別展は、市内出土の優品を集めた展示会『発掘 松山の至宝』を前期・後期に分けて開催しています。後期展では飛鳥時代~江戸時代の貴重な考古資料「松山の至宝」を展示し、さらに弥生時代のマツリに用いられた分銅形土製品・平形銅剣・絵画土器や、古墳時代の水辺のマツリに使われた道具など「マツリ」をテーマとした展示会を開催します。

ぜひ、お越しください。

 

 

 

 

 

 

 

 


 

お待たせいたしました、明日から書籍『発掘 松山の至宝』の販売がスタートします!

待望のまつやまの発掘シリーズ 第2弾の書籍を、2月6日(土)から松山市考古館で販売します。

この書籍は、まつやまの貴重な発掘資料(考古)を豊富なカラー写真で網羅し、B5判96ページ、オールカラー、販売価格は1冊1,300円です。

書籍は全3章から構成され、第1章は考古館の常設展示室から、時代ごとに松山の歴史を、第2章は松山を代表する考古資料(モノ)を「至宝」として、第3章は松山の考古資料(モノ)を様々なテーマで、それぞれ解説しています。発掘された出土品を手掛かりに、松山の歴史をひも解く手引書としてご利用でき、どの章から読んでいただいても構わない構成です。

6日午前9時からは特別展『発掘 松山の至宝(後期展)』が開幕しますので、特別展をご観覧(一般100円・高校生以下無料)いただいた折には、考古館受付に設置した「発掘 松山の至宝」(見本)をご覧ください。

 

 

霹靂一閃



国内で上映された映画にはいろんなジャンルがあります。そのなかで人気の高いアニメ映画といえば【〇滅の刃~無〇列車編】で、様々な年代の方が映画館に足を運ばれたと報道されています。そのアニメ映画で最も人気の高いキャラクター(=雷の呼吸の使い手)の繰り出す決め技が「霹靂一閃(へきれきいっせん)」。

この言葉は、四字熟語ではなく、実は「霹靂」と「一閃」の造語です。各熟語の意味はというと、「霹靂」はかみなりの別名で、いかずちや雷鳴を指すこともあるそうな。落雷で大きな音が響きわたるといった意味でも使われるようです。また、「一閃」はぴかっと光ることや、そのきらめきの意味でも使われます。

 

さて、あらためて松山市考古館の常設展示室の展示品を確認してみると、“霹靂一閃”のイメージにぴったりの考古資料がありました。その考古資料が写真1です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この考古資料は、今から32年前の平成元年に記録保存の発掘調査が実施された、愛媛県松山市の若草町遺跡(現、市総合福祉センター)の“SK17”と命名された土坑の底から出土したものです。発掘調査ではこの考古資料は横倒しの状態ながら、胴部が完全な状態でしたが、口縁部といって土器の口のところがおよそ1/3ほど毀損(意図的に欠いた)していたのが印象的でした。観察等をおこなった後に両手でそっと土器を取り上げて、何気なしに胴部の反対側を見て、たいへん驚きました。複雑怪奇な線刻画が施されていたのですから。遺跡を形成する基盤の層が黄土色の砂質であったことが幸いして、土器を取り上げた際、胴部の反対側にはわずかに黒褐色の砂が付着しただけでしたので、奇妙なデザインの線刻が目に飛び込んできました。今、考えると、正に霹靂一閃

 

 

描かれた線刻画を近影したのが写真2です。このブログを読んでくださった皆様はこの線刻画から何をイメージされますでしょうか? 筆者は、楕円の形のデザインから、雲、しかも流れるような勢いのある暗雲から雨が滝のように降り注いでいる状況(豪雨)を読み取りました。しかし、楕円のデザインの右に描かれたものからは、当時、良いアイデア(いかずち)を読み取ることが叶いませんでした。

その後、数十年の歳月が流れ、この土器はまつやまを代表する絵画土器のひとつに取り上げられるほど、研究者の間では知られるようになりました。

ここであらためて「いかずち」の語源由来を調べてみると…いかずちの「いか」は、「たけだけしい」「荒々しい」「立派」などを意味する形容詞「厳し(いかし)」の語幹で、「ず(づ)」は助詞の「つ」と紹介されています。そして、いかずちの「ち」は、「みずち(水霊)」や「おろち(大蛇)」の「ち」と同じ、霊的な力を持つものを表す言葉で、「厳(いか)つ霊(ち)」が語源と紹介されています。

 

「霹靂一閃」を連想させるこの絵画土器からは、今からおよそ1,800年前の弥生時代終わりから古墳時代初めの頃、まつやまの(わかくさ)ムラの人々は、水田の稲の栽培に大きな支障をきたし、時には人命をも奪いかねない、いかずちを伴う激しい豪雨を鎮めるために、あるいは、厳しい干ばつの年には命の水とも考えられた貴重な雨が早くたくさん降るように雨乞いのために、ムラのリーダー(地域の首長)に頼み込んで、特異な絵画を描いた土器を用いて、土器の口を大きく打ち欠いて(毀損行為)、土坑と呼ばれる大型の穴の底に絵画を下にして横向きに土器を据えて、呪文のような言霊を発して儀式の存在を復元することを可能とします。もしかしたら、絵画の「いかずち」は、竜もイメージして描かれたのかもしれません。

 

もうすぐ完成する書籍『発掘 松山の至宝』で、この絵画土器は、第3章 テーマで見る松山の「古代の記号と絵画」の節に、“謎の絵が描かれた土器”の集合写真に掲載されています。

ふんどう君

 

 

 

ふんどう君

考古館に雪が降りました!



寒さが厳しくなりましたね。

考古館でも昨日雪が降りました。⛄

 

 

 

 

 

 

そして昨日からハスの水槽には氷が張っております!!!

 

 

 

(1/8午後4時頃)

 

 

 

 

 

 

今日割りました!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

氷の厚みを測ると、なんと3.5cmもありました。(1/9午後2時ごろ)

 

 

 

 

※考古館では、特別展 前期展「発掘 松山の至宝」を開催中です。