‘陸上競技’ カテゴリーのアーカイブ

「石山大輝選手(パラ陸上)フォトモザイクアート」

お知らせ, 中央公園, 陸上競技 | by okada
3月 30 2024 年

(松山中央公園プール)

 

パラ陸上競技の走り幅跳びで「パリ2024パラリンピック競技大会」出場を目指す石山大輝選手(松山市出身)。高校1年生の時に光を感じる網膜に異常が生じる国指定の難病である網膜色素変性症と診断され、現在はパラ陸上競技で2番目に障がいが重いクラスで戦っています。

2023年4月に行われた日本パラ陸上競技選手権大会の男子走り幅跳び(視覚障害クラス)で7m07cmの日本新記録をマーク、勢いそのままに臨んだ7月のパリ2023世界パラ陸上競技選手権大会で4位入賞、10月の杭州アジアパラ競技大会では銅メダルを獲得しました。

当財団のイベントやキッズ教室で走り方や跳び方の実技指導など、多大な貢献をいただいた石山選手への感謝と応援の意を込めて、「石山大輝選手応援プロジェクト」として実施したクラウドファンディングでの制作作品(フォトモザイクアート)を、松山中央公園プール(アクアパレットまつやま)のエントランスに展示しています。

公募により集まった700枚の写真が1万9,000枚散りばめてデザインされた素敵な作品となっております。お近くにお越しの際には是非一度お立寄りいただき、石山選手の迫力ある跳躍フォームをご覧ください。皆様のご来場お待ちしております。

 

※松山中央公園プール(アクアパレットまつやま)での展示は令和6年5月末までとなっております。

 

 

「北条スポーツセンターキッズスポーツ教室参加者募集」

お知らせ, キッズ, コーディネーション, テニス, バドミントン, 募集要項, 北条スポーツセンター, 陸上競技 | by okada
12月 04 2022 年

(北条スポーツセンター体育館)

 

中高年者の病気というイメージがある「生活習慣病」ですが、今では30~40歳代の若い世代にも多くみられるようになり、子供の頃からの食事や運動などの生活習慣が発症や進行に深く関わっていることがわかってきました。

「三つ子の魂、百まで」という諺(ことわざ)があるように、子供の頃から刷り込まれた習慣はなかなか変えることができません。いつまでも元気で健康に過ごす為には、子供の頃からの正しい食事や運動などの習慣を身に付けることが大切です。

北条スポーツセンターでは体力や運動能力の向上はもちろん、子供たちの健やかな発育を願い、様々なキッズスポーツ教室を開催しています。たくさんのご参加お待ちしております。

 

※ご参加される皆様の健康と安全を最優先するため、新型コロナウイルスの感染拡大の状況や雨天の場合は教室を中止する場合があります。開催の有無は財団ホームページ(https://www.cul-spo.or.jp/)にてお知らせいたします。

 

「競歩」

陸上競技 | by okada
4月 24 2021 年

(北条スポーツセンター陸上競技場)

 

柔道、体操、競泳など日本のお家芸と呼ばれているスポーツがいくつかありますが、ここ数年の間に世界大会の表彰台の常連となっているのが陸上競技の「競歩」。世界陸上2019年ドーハ大会では日本選手が獲得したメダル3つのうち2つが男子競歩(男子50km・男子20km)で、しかも2つとも金メダルという快挙なのです。(残り1つは男子4×100mリレー銅メダル)

競歩とは歩くスピードを競うスポーツなのですが、皆さんのイメージとは少し違っていてかなりの速さで歩きます。男子50km競歩(ロード)の日本記録は3時間36分45秒ですのでフルマラソン(42.195km)を約3時間で歩く計算となります。

トラック種目では男子5,000m競歩の日本記録が18分20秒14となっており、1,000mを平均で3分40秒、100mを22秒で歩きますので、1分間80m(時速4.8km)で表示されている不動産物件の「駅から徒歩5分」は、競歩のトップ選手だとたったの「90秒」で到着する計算となるのです。

東京2020オリンピックでは男女の20キロと男子50キロが行われ、陸上の日本勢で最もメダルへの期待が大きい種目と言われています。歩くということは私たちでも日常に染み付いた行動ですので、選手と一緒に歩いている気持ちになりながら応援してくださいね。

 

「左回り」

北条スポーツセンター, 陸上競技 | by okada
6月 25 2020 年

(第9回市民スポーツフェスタ)

 

陸上競技場のトラックではランナーが走る方向は必ず「左回り」と決められています。これは国際陸上競技連盟(IAAF)が決めた国際ルールブックにて「レフトハンドインサイド(左手を内側に)」と記されているからなのです。

100年ほど前までは右回りでの競技も行われていた事があるのですが、1906年に開催されたアテネオリンピックでトラック種目を右回りで行ったところ、選手やコーチから「走りにくい」と苦情が続出し、1913年に左回りに統一されました。

人間は左回りの方が走りやすい理由としてはいろいろな説があるのですが、左足を軸にした方が身体を支えやすく、右足は左足と比べ地面を力強く蹴る事ができるという理論が今のところ有力です。

ちなみに競輪や競艇、スピードスケートや野球のベースも左回り。ハンマー投げや円盤投げの選手も左回りで投げる選手が圧倒的に多く、子供達を回転する椅子に座らせると大半が左回転させて遊びます。

他にも人間は暗闇の中を歩くとフラフラと左側に寄っていったり、警察に追跡される逃走犯も街中を左回りに逃げる確率が高いそうです。これらに明確な答えはないのですが、データ的に見ても人間が左回りを好む事は間違いなさそうです。私がほぼ毎日立ち寄るスーパーやコンビニの多くも左回りでお店を回りながら買物ができるよう設計されているのも納得です!