‘コーディネーション’ カテゴリーのアーカイブ

「身体を動かそう!」

キッズ, コーディネーション, 中央公園 | by okada
3月 17 2016 年

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(松山中央公園キッズコーディネーション教室)

 

友達と一緒に日が暮れるまで外で遊んでいた私の少年時代。今思い返せばその遊びの中で「俊敏性」「柔軟性」「筋力」「持久力」といった〝体力〟や〝運動能力〟を自然に身につけていたのだと思います。

子供達を取り巻く環境が大きく変わってしまった今の時代だからこそ、体を動かす楽しさを知ってもらい、日常的に体を動かす習慣を身につける事ができるよう、当財団では様々なキッズスポーツ教室を開催しています。たくさんの子供さんのご参加お待ちしております。

 

◆松山中央公園キッズコーディネーション教室

【対象】 小学1年~4年生の運動に興味がある児童

【日程】 平成28年4月15日(金)~7月1日(金)

【コース】

ベーシックコース(17:00~17:50) ※小学1・2年生対象

レベルアップコース(18:00~18:50) ※小学3・4年生対象

【定員】 各コース30名(応募多数の場合は抽選)

【参加費用】 5,000円(10回コース)

【準備物】 運動できる服装・シューズ・タオル・飲料水

【申込方法】 はがきもしくは松山中央公園に設置しております所定の申込用紙に必要事項ご記入の上、お申込み下さい。

【申込期間】 3月25日(金)必着。応募多数の場合は抽選となります。

【電話】 松山中央公園 TEL089-965-3000

 

「ハァハァ」

キッズ, コーディネーション, 中央公園 | by okada
3月 08 2016 年

(松山中央公園キッズコーディネーション教室)

 

上の写真はダッシュ練習の後に「ハァハァ」言いながら休憩している松山中央公園キッズコーディネーション教室のお友達。この教室には小学校低学年(小学1・2年生)対象のコースと小学校中学年(小学3・4年生)対象のコースがあるのですが、体力が上だと思われる中学年(小学3・4年生)対象のコースでこのような姿をよく目にします。どうしてなのでしょう?

オリンピックに出場できるほど恵まれた肉体の持ち主は別として、私達の身体はパワー型の筋肉(速筋線維)が約50%、スタミナ型筋肉(遅筋線維)が約50%の2つのタイプで作られています。しかし幼少期の筋肉は均一化されており、速筋線維と遅筋線維という筋肉のタイプがはっきりと分かれていません。そしてほとんどがスタミナ型筋肉(遅筋線維)なのです。ですから小学校低学年(小学1・2年生)の子供さんは短距離走も長距離走も関係ありません。短い距離でも長い距離でも同じ速度で「ワーッ」と走る。しかもいくらでも走り続けることができるのです。

その後は次第に筋肉のタイプが分かれ始め、10歳前後(小学4年生)になると短距離では素早く走ることができ、長距離を走ると疲れるということが分かってきます。中学年(小学3・4年生)対象コースの保護者の皆さん。「ハァハァ」言いながら休憩している子供さんは決してサボっている訳ではありません。パワー型の筋肉(速筋線維)を使い、瞬発的な動作が上手く出来ているということなのです!

 

「向上心を高める」

キッズ, コーディネーション, 中央公園 | by okada
2月 22 2016 年

(松山中央公園キッズコーディネーション教室)

 

コロンビア大学が10歳から12歳の子供400人を対象にある実験を行いました。子供たちをA・B・Cの3グループに分けて簡単な図形テストを行った後に8割以上が正解したことを告げ、Aグループには「いっぱい問題が解けて頭がいいね」と褒め、Bグループは特に褒めず、Cグループには「いい点だったのは一生懸命努力したからだね」と褒めました。

そして2回目のテストを行う際に「1回目より難しい問題」と「1回目と同じレベルの問題」を子供たちに選択させると、1回目に「いっぱい問題が解けて頭がいいね」と褒められたAグループの約3割が、特に褒めなかったがBグループの約5割が、「いい点だったのは一生懸命努力したからだね」と褒めたCグループの約9割の子供たちが「1回目より難しい問題」を選択したのです。

つまり子供の向上心を高めるには、生まれつきの能力を褒めるより、一生懸命に努力したことを褒めてあげることが大切ということ。当財団のキッズスポーツ教室でも習得が難しい複雑な動きを取り入れたメニューを行うことがありますが、上手く出来た子供たちには「もっと頑張ってチャレンジしてみよう!」という気持ちになれる褒め方をしてあげたいと思います。

 

「大活躍」

キッズ, コーディネーション, 中央公園 | by okada
10月 24 2015 年

(松山中央公園キッズコーディネーション教室)

 

世界で活躍するトップアスリートのほとんどが幼少期に様々な種目のスポーツを経験しています。プロテニスプレーヤーの錦織圭選手も水泳やサッカー、野球の経験があり、テニス一本に専念するようになったのは12歳の頃だったそうです。

幼少期に幅広く多様な動きを経験することでスポーツを行う回路がより精密に作られ、専門種目に進んだ時にそれらがベースとなり能力が大きく開花します。その能力は「速く走る」「高く跳べる」「遠くまで投げれる」などはもちろん、「動きがスムーズ」「新しいことを習得するのが早い」「怪我が少ない」など様々な場面で役立つのです。

松山中央公園で開催しているキッズコーディネーション教室も今年で5年目を迎えました。平成23年度にスタートしたこの教室に参加してくれていた子供たちも今は中学生となり、様々なスポーツ分野で活躍しています。

10月16日(金)に愛媛県総合運動公園陸上競技場で行われた第54回松山市兼中予地区中学校新人体育大会(陸上競技の部)でも、教室卒業生の本岡真悠さん(余土中)が女子200mと4×100mリレーで優勝。隅田拓真くん(三津浜中)が男子走り幅跳びで準優勝と素晴らしい成績を収めました。

いつの間にか顔つきや言動が頼もしくなった卒業生の皆さんが、スポーツで活躍している姿を間近で見れることを本当に嬉しく思います。これからも自己記録更新を目指し練習に励んで下さいね。そして高校生となり迎える2017年愛媛国体での活躍に期待しています!

 

「鬼ごっこ」

キッズ, コーディネーション, 中央公園 | by okada
10月 06 2015 年

(松山中央公園キッズコーディネーション教室)

 

松山中央公園キッズコーディネーション教室では、日本の昔ながらの遊びである「鬼ごっこ」をトレーニングメニューの1つとして取り入れています。

子供達が「キャーキャー」言いながら楽しそうに逃げ回る鬼ごっこの動きを分析すると、鬼がどこへ行こうとしているのかを確認し、自分の逃げる方向を瞬時に判断、そして素早く対応し鬼から逃げようとしています。また、鬼が近づいてきた場合には身体を巧みに動かし鬼をかわそうともしているのです。

このような動きは自分と相手の位置関係を調節する「定位能力」、状況にあった動作に素早く切り替える「変換能力」、さらに「反応能力」や「バランス能力」も向上させてくれます。サッカーやバスケット、ハンドボールなどにも必要なこれらの能力。ご家庭でも「鬼ごっこ」を上手く取り入れ、運動能力向上に役立てて下さいね!

 

「ODATERU(おだてる)」

キッズ, コーディネーション, 中央公園 | by okada
9月 23 2015 年

(松山中央公園キッズコーディネーション教室)

 

ここ数年、小学生児童の「運動能力の二極化」が問題とされています。これは〝運動をたくさんする子〟と〝運動をまったくしない子〟との間にはっきりと見て取ることができる運動能力の差の事。

小学校低学年になれば自分自身で運動が「得意」か「苦手」か何となくわかってきます。「自分はクラスの中で走るのが速くないから・・・」「自分はクラスの友達より跳び箱が上手く跳べないから・・・」など、運動が苦手な子は劣等感を感じてしまい運動嫌いとなる恐れがあるのです。このように人との比較は子供達から〝運動は楽しい〟という気持ちを奪いかねません。

ある雑誌で「子供を育てるには〝S〟を外す事が大事!」という記事を読んだ事があります。これは「SODATERU(育てる)」から〝S〟を外すと「ODATERU(おだてる)」になるという意味。子供達はおだてられる事で喜びを感じ、自分の存在価値を実感し成長に繋がるのです。

キッズ教室の保護者の皆様にお願いです。子供さんには人との比較ではなく「先週より頑張ってたねっ!」「今日は上手くボール打てたねっ!」といっぱい褒めてあげて下さい。子供さんが「また運動やりたい!」という気持ちが持てるようサポートよろしくお願いいたします。

 

「卒業生」

キッズ, コーディネーション, 中央公園 | by okada
9月 06 2015 年

 

長男の陸上競技大会の観戦に行くと、キッズコーディネーション教室の卒業生にたくさん会うことができます。当時は小学生だった子供たちは教室の中で体を動かす楽しさを学び、中学生となった今は専門種目を見つけ、一生懸命部活動に励んでいるのです。

「自分に合ったスポーツに導くための入口を作ってあげたい」という思いもあり、平成23年度からスタートしたキッズコーディネーション教室。卒業生が自己記録を更新したり、表彰台に立ち笑顔で喜んでいる姿を見ると心から嬉しく、この仕事にやりがいを感じます。

私達はこれからもスポーツの振興を通じて、子供たちの夢やチャレンジをサポートし、元気に成長できる環境作りに取り組んでいきたいと思います。これからも松山市文化・スポーツ振興財団キッズスポーツ教室をよろしくお願い致します。

 

「準優勝おめでとう」

キッズ, コーディネーション, 中央公園 | by okada
6月 25 2015 年

 

コーディネーションとは「体を巧みに動かす能力」のことで、1970年代に旧東ドイツのスポーツ運動学者が考え出した理論。日本では「調整力」とも呼ばれ、体の動きをコントロールする情報系・神経系のトレーニングとして位置付けられています。

松山中央公園で開催しているキッズコーディネーション教室に、小学校入学時からずっと参加してくれている彩乃ちゃん(宮前小)。昨年、見事優勝の栄冠を勝ち取った松山市小学校総合体育大会相撲の部に今年も出場。今大会は残念ながら決勝で敗れはしたものの、ディフェンディングチャンピオンというプレッシャーの中、2年連続決勝戦進出という素晴らしい成績を納めました。

準優勝の報告をして下さったお母さんは「娘より体の大きい選手ばかりとの対戦にハラハラドキドキでしたが、土俵際での粘りや、投げ技が決まり決勝戦まで勝ち上がれたのもコーディネーショントレーニングのおかげ。この教室に参加して本当によかった。」と嬉しいお言葉を頂きました。

あらゆる年代の中で、運動の習得速度が最も早い時期だといわれている10歳前後は、体はまだまだ未熟ですが神経系はほぼ成人並みに発達します。脳の神経系ネットワークが盛んに作られるこの時期に、多様な刺激を与えることで能力はぐんぐん伸びるのです。

悔しさのあまり表彰式で笑顔がなかった彩乃ちゃんですが、この気持ちをバネにコーディネーショントレーニングでどんな状況にも適切に対応できる能力に磨きをかけ、来年の大会でのリベンジに向け頑張っていきましょうね!

 

「青空の下で」

キッズ, コーディネーション, 中央公園 | by okada
6月 17 2015 年

(松山中央公園キッズコーディネーション教室)

 

公園を夢中になって走ったり、野球をしたり、「青空の下」で思いっきり体を動かした経験は、子供さんをどんどん成長させてくれます。子供さんには青空の下でしか学べない事がたくさんあるのです。

暑い夏でも運動しやすい時間帯や場所を選ぶ事で快適に運動する事ができるはず。熱中症や紫外線予防には気をつけて、夏バージョンの運動で体力向上に繋げていきましょう。

 

「3つの間」

キッズ, コーディネーション, 中央公園 | by okada
4月 24 2015 年


(松山中央公園キッズコーディネーション教室)

 

4月10日(金)から松山中央公園で「キッズコーディネーション教室」が始まりました。当財団のキッズ教室では子供さんの運動に必要な3つの「間」を大切にしています。

まず1つめは「時間」

学校やその他の習い事も頑張りながら教室にも参加していただけるよう、夏休みや冬休み、土曜日や日曜日、学校が終わってからの夕方などに教室を開催しています。

2つめは「空間」

広々とした場所で、おもいきって運動ができるよう、松山市総合コミュニティセンター体育館・北条スポーツセンター・松山中央公園など大会等も開催できる環境で教室を行っています。

3つめは「仲間」

同じ学年・同じ目標の友達と一緒に運動することで、運動を楽しく継続できるよう募集をしております。

この「時間」「空間」「仲間」の3つの「間」を大切に、当財団ではこれからも皆様に喜んでいただけるキッズ教室を開催していきたいと思います。ご参加お待ちしております。