home 野活の四季 野外活動センターの四季だより   -17-

野外活動センターの四季だより   -17-

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新緑の美しい初夏を迎えました。 

「大型連休」多くの皆様に、ご来場いただきありがとうございました。

この時期、自然は生命力に満ち、色々な植物も勢いよく成長しています。

新緑美しい野外活動センターですが 「 耳 」からも 

自然を楽しんでいただければと ちょっとだけご紹介します。


風が木々の葉を擦り合わせる音、

小鳥のさえずり、

虫の音 —-

野外活動センターの自然の音はいろいろ癒される音が聞こえてきます。

そんな音の中に この時期ならではの独特の音があります。

 

 

お日様の光が満ちた昼間、ちょっと独特な蝉(セミ)の声が聞こえてきます。

 

「え? セミ って 夏 じゃないの?」と思われるかもしれません。

 

野活では夏を迎える前の4月半ばから6月に掛けて 

初夏ならではの「ハルゼミ」の声を聞くことができます。


俳句の晩春から初夏の季語「松蝉」は

この時期の「ハルゼミ」のことを云うようです。

 

山間地や海岸線の松林、寺社仏閣等、黒松や赤松の木に

生息する 体長3cm程の 小さなセミです

松の木の それも 高い場所を好むのでその姿を肉眼で

見ることは ほとんどできません。

 

また 海岸部の埋め立てや、松くい虫による松枯れ等 生息場所である

松林の減少もあり、身近な場所で「ハルゼミ」の大合唱は 

ほとんど聞けなくなりました。

 

一方 野外活動センターには樹高の高い松の木がたくさんあります。

「ハルゼミ」の生息に必要な自然環境が残っています。

晴れた日中には、あちらこちらの松林の高い所で大合唱が始まります。

 

 五月晴れの午前中から昼過ぎまでの「昼間」によく鳴いています。

(曇りや夜は鳴きません)

 

初夏の音を感じに、是非 野外活動センターへ遊びに来てください!

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