‘トレーニング情報’ カテゴリーのアーカイブ

「メディシンボール」

トレーニング情報, 中央公園, 野球 | by okada
12月 26 2023 年

(松山中央公園坊っちゃんスタジアムトレーニングルーム)

 

メディシンボールとはウエイトトレーニング用として使用される重量のあるボールで、「メディシン(medicine)=医学」の名前がついている通り、元々は医療用に開発されたもので、病気や怪我などの回復期にある患者さんのリハビリ用トレーニングに使用されていました。

現在ではリハビリ用としてだけではなく、ウエイトトレーニング用の器具(ダンベル等)と同じような使い方をすることが多いのですが、それらとの違いは投げることができるということです。

野球や陸上競技の投擲種目(砲丸・槍・ハンマー・円盤)など、投げる動作のある競技はたくさんあります。しかしダンベルやバーベルを使用したウエイトトレーニングにおいては投げるという動作がほとんどありません。投げることができるメディシンボールを使用したトレーニングは、実際の競技動作に近い動きでの中で、パフォーマンス向上に直結するトレーニングができるというメリットがあるのです。

投げる・押し出す・捻るなど様々なウエイトトレーニングが行えるメディシンボール。坊っちゃんスタジアム内トレーニングルームにも2kg~5kgのメディシンボールをご用意しております。部活動やチームでの合同練習等で、用途に合わせてぜひご活用ください。

 

※坊っちゃんスタジアム内のトレーニングルームを利用する場合は、松山市公共施設案内予約システム「つばきネット」の利用者登録が必要で、指導者の下、団体で利用する場合に限り利用可能となっております。詳細につきましては松山中央公園管理事務所(089-965-3000)までお問い合わせください。

■ アマチュアスポーツ利用/1室1時間:430円
■ その他の利用/1室1時間:860円

 

 

「筋力トレーニングの順番」

トレーニング情報, 中央公園, 健康情報 | by okada
4月 25 2023 年

(松山中央公園坊っちゃんスタジアムトレーニングルーム)

 

バーベルやダンベル、マシンを使う筋力トレーニングを行う上で頻度や強度は大切。しかし意外と知られていないのが順番の重要性です。

筋力トレーニングをしたことのある方は、後半になるにつれ少しずつ疲労感を感じ、重たい重量が扱えなくなった経験があるはずです。つまり、基本的な順番は体力が十分にあるうちに胸や背中、脚などの鍛える価値の高い、大きな筋肉を優先的に鍛えましょうというのが一つの原則となっています。

立ったり・座ったり・歩いたり・物を持ち上げたりする日常の動作にしろ、走ったり・跳んだり・投げたりするスポーツの動作にしろ、力を発揮する起点は必ず体幹部の大きな筋肉です。体幹部の筋肉が大きな力を出し、それを末端の筋肉に伝えていくのが基本的な身体の動かし方。このような力の伝わり方を考えても、体の中心に近い大きな筋肉は特に重要となるのです。

皆さんも筋力トレーニングの順番に迷ったら、身体の中心にある胸・背中・脚などの大きな筋肉からスタートし、その後に肩や腕、ふくらはぎなど外側の小さな筋肉という順番に種目を並べてみてくださいね。

 

※坊っちゃんスタジアム内のトレーニングルームを利用する場合は、松山市公共施設案内予約システム「つばきネット」の利用者登録が必要で、指導者の下、団体で利用する場合に限り利用可能となっております。詳細につきましては松山中央公園管理事務所(089-965-3000)までお問い合わせください。

■ アマチュアスポーツ利用/1室1時間:430円
■ その他の利用/1室1時間:860円

 

 

「安全かつ効率的なトレーニング」

トレーニング情報, 中央公園 | by okada
4月 08 2023 年

(松山中央公園坊っちゃんスタジアムトレーニングルーム)

 

坊っちゃんスタジアム内のトレーニングルームに設置してありますこの四角形の鉄骨。これは「パワーラック」というバーベルを設置できるトレーニング器具。このパワーラックの最大の特徴は何と言っても「安全かつ効率的なトレーニングが行える」という事。

パワーラックには両サイドにセーフティサポートバーが付いており、使用される方の体格や種目によって高さの変更が可能で、設定した高さよりバーベルが絶対に下にはいきません。つまり、ベンチプレスやスクワットなどの高重量を扱うような種目を行っている時に、万が一自力でバーを挙げる事ができなくなっても、自分の体へのバーベル落下を防いでくれるのです。

通常のバーベルだけを使用したトレーニングではあと1回バーベルを挙げれるかどうかギリギリの時には、諦めてバーを戻してしまう方がほとんどだと思いますし、仮に自分の限界を超えるようなトレーニングをしようとしたら危険との隣り合わせになってしまいます。

そこでお勧めしたいのがパワーラックを使用したトレーニング。「あと1回挙がるかどうかわからない」という時に迷わず自分の限界に挑戦でき、そしてその「あと1回」が体に劇的な変化をもたらしてくれるはずです。坊っちゃんスタジアム内のトレーニングルームではこの「パワーラック」を2台設置しております。皆さんのご利用お待ちしております。

 

※坊っちゃんスタジアム内のトレーニングルームを利用する場合は、松山市公共施設案内予約システム「つばきネット」の利用者登録が必要で、指導者の下、団体で利用する場合に限り利用可能となっております。詳細につきましては松山中央公園管理事務所(089-965-3000)までお問い合わせください。

■ アマチュアスポーツ利用/1室1時間:430円
■ その他の利用/1室1時間:860円

 

 

「どうすれば筋肉は強く大きくなるのか」

トレーニング情報 | by okada
3月 13 2022 年

 

どうすれば筋肉は強く大きくなるのでしょう?生物は常に新しい環境に適応して生きていこうとします。つまり人間の細胞もストレス(負荷)がかかる状況になると、その環境に適応しようと機能を強くしていくメカニズムが働くのです。筋肉は他の細胞と比較してもその能力がかなり大きく、しかも早く起こるのです。

ですから筋力トレーニングなどで、筋肉に適度な負荷をかける事でその環境に適応しようと筋肉が強く大きくなり、10kgしか持てなかったバーベルが3ヶ月後には2倍の20kgになったり、5回しかできなかった腕立て伏せが3ヶ月後には4倍の20回できるようになるのです。

筋肉は一日にしてならずです。厚みのある胸板、広い背中、割れた腹筋など、憧れの身体を手に入れたい方はコツコツと筋力トレーニングを継続し、筋肉に負荷を与えてくださいね。

 

「ワットバイク」

お知らせ, トレーニング情報, 中央公園 | by okada
4月 07 2021 年

(坊っちゃんスタジアムトレーニングルーム)

 

コロナ禍でトレーニング環境が制限されたこの1年間でしたが、アスリートから注目を集めたのが、室内の狭いスペースでも行える「ワットバイク」。実際に自転車競技選手はもちろん、サッカーやラグビー、陸上など多くのトップアスリート達がパフォーマンス維持の為に行うハードトレーニングに用いて話題となっています。

ワットバイクとは電気や磁石、摩擦により抵抗負荷を作っている従来のエアロバイクとは違い、空気抵抗を負荷にすることにより、実際にロードバイクに乗っている感覚に近いものを実現しています。

ワットバイクの最も際立った特徴は、テストで導き出された数値をもとにしてパフォーマンス分析やパワートレーニングを行えるというものです。例えば、モニターには左右のペダルにかかるパワーのバランスが表示されますので、どちらの足に多く頼っているかなど今まで感覚でしか評価できなかったことを確認しながらトレーニングを行えるのです。

坊っちゃんスタジアム内のトレーニングルームではこの「ワットバイク」を設置しております。皆さんのご利用お待ちしております。

 

※坊っちゃんスタジアム内のトレーニングルームを利用する場合は、松山市公共施設案内予約システム「つばきネット」の利用者登録が必要で、指導者の下、団体で利用する場合に限り利用可能となっております。詳細につきましては松山中央公園管理事務所(089-965-3000)までお問い合わせください。

 

 

「筋トレのススメ」

ジョギング, トレーニング情報 | by okada
9月 21 2020 年

(ジョギング教室)

 

ジョギング中に片足が地面に着地した時には体重の約3倍の衝撃がかかるといわれています。高くジャンプして片足で着地した場合には体重の約5倍、さらにバランスを崩して着地した場合には瞬間的にもっと大きな衝撃となり、怪我のリスクが高まります。

このようなスポーツ中の怪我を防ぐ方法として効果が期待できるのが筋力トレーニング。自らの筋力を向上させることで膝や腰などの関節への負担を減らすことが可能となるのです。「スポーツには怪我が付きもの」という発言を耳にすることがありますがそんなことはありません。正しいトレーニングやアフターケア(アイシングやストレッチなど)をしっかりと行うことで、怪我が少ない、あるいは発生しない身体を作ることができるのです。

同じ動作を黙々と繰り返す筋力トレーニングはとても地味ですが、継続することでジワジワと効果は出てくるはずです。これからのジョギングライフを長く楽しむためにも筋力トレーニングを練習メニューに取り入れてくださいね。

 

「マンネリ化」

トレーニング情報 | by okada
8月 25 2020 年

(松山市総合コミュニティセンタートレーニングルーム)

 

毎回同じメニューで筋力トレーニングを続けていると数ヵ月で身体はその刺激に慣れてしまい、パワーアップや筋力量の増加などの伸びは止まってしまいます。これはいわゆる「マンネリ化」と呼ばれる現象で、解決策としてはトレーニングメニューを一定期間(2~4ヵ月)ごとに変える方法がお勧めです。

トレーニングメニューを変えるといっても全てのメニューを一新するという訳ではありません。例えば通常行っているメニューの順番やセット数を変えてみたり、扱う重量を変えたりという方法などがあります。

筋肉は常に新しい刺激を受ける事で進歩します。筋トレ歴35年の私もバーベルを中心としたメニューからマシンを中心としたメニューに変更したり、インターバル(休憩時間)やレップ数(拳上回数)に変化をつけたりと、定期的に筋肉へのアプローチを変えています。

スポーツジムに長年通っていても、いつも同じメニューや同じ重さでのトレーニングでは効果が止まってしまいます。ちょっとしたメニューの変更で大きな身体の変化をもたらしたりするものです。皆さんも筋力トレーニングにマンネリ化を感じたら、新たな方法にトライしてみて下さいね!

 

「肉体改造」

トレーニング情報 | by okada
8月 17 2020 年

(松山市総合コミュニティセンタートレーニングルーム)

 

「ある人は胸がよく発達しているけれども背中の厚みがない」「ある人は脚に比べて腕が細い」といったように人間の身体は様々。中でもふくらはぎの筋肉は生まれつき太い人と細い人がおり、また腹筋も先天的な差が大きい筋肉で、生まれつき厚みがある人と薄い人がいます。

これらは遺伝子によって決められるもので、つまり人間を造る設計図に記されている情報なのです。最近では遺伝子工学の発達により、筋肉の色々な要素に遺伝が関わる事が明らかになっています。例えばパワー型の筋肉(速筋)やスタミナ型筋肉(遅筋)の割合、骨格の大きさや形の特徴などは基本的に生まれつき持っている性質なのです。

ですから筋力トレーニングを行い自分自身の身体の弱点を克服したり、長所を伸ばしたりする事は可能ですが、それはあくまでも「改造」のようなものであって基本的な設計図の変更ではないのです。

自動車で例えるなら、ある程度の改造でボデーラインや性能を変化させる事は出来ますが、軽自動車をダンプカーにする事は不可能というのと同じ理屈。つまり人の身体は改造しても根本的な性質は変化しないので、生きている間はその影響を受け続ける事になってしまうのです。

雑誌などのモデルさんを見て、「〇〇さんのようになりたい!」と思っている方にはとても夢のないお話になってしまいましたが、これが筋生理学的に見た現実なのです。

 

「筋肉痛」

トレーニング情報 | by okada
8月 09 2020 年

(松山市総合コミュニティセンタートレーニングルーム)

 

筋肉痛が運動の翌日ではなく2~3日後に出ると「自分も年をとった証拠だ…」と思ったことはないですか?年をとると筋肉痛が遅く起こるというのは本当なのでしょうか。

結論から言うと筋肉痛が遅く出る原因に年齢はあまり関係ありません。筋肉痛が出るタイミングは運動強度に関係しており、強度が高いハードなトレーニングを行うと比較的早く筋肉痛は出てくるのです。

私自身も上半身のトレーニングを午前中に行ったところ、高強度で行った部位(大胸筋)はその日の夜には筋肉痛が出始め、比較的負荷が低かった部位(上腕三頭筋)に関しては遅れて筋肉痛が出たという経験があります。

そもそも筋肉痛とは筋肉を激しく動かした際に筋繊維が損傷し、炎症が起こることで痛みを引き起こす現象だと言われています。つまり強度の高いトレーニングを行うと、筋繊維の炎症箇所が増え筋肉痛の程度が大きくなります。すると筋肉痛を感じ始めるのも早くなるのです。

ご年配の方でも筋トレを日常的に行い、筋肉をしっかり追い込むようなトレーニングを行う方は比較的早く筋肉痛は出てきます。筋肉痛が遅れてくるようになったと感じる人は、年齢によるものではなく、運動の機会が減ってきている可能性があります。「もう若くないから」「年をとったから」などと思わずに、こまめに筋肉を使う運動を行ってくださいね。

 

「明けましておめでとうございます」

コミセン, トレーニング情報 | by okada
1月 04 2020 年

(松山市総合コミュニティセンター体育館トレーニングルーム)

 

新年明けましておめでとうございます。本年もカルスポトレーナーズBLOGをよろしくお願い致します。

忘年会が続いた師走、甘くて美味しかったクリスマスケーキ、こたつに座り飲んで食べてを繰り返したお正月が終わり、久しぶりに体重計に乗ってビックリしたという方も多いのではないでしょうか。そこで「今年こそは運動を始めよう!」と考えている皆さん、運動を長続きさせるポイントは自分のイメージの半分くらいの強度からスタートする事。

運動経験の少ない方がよくやってしまう失敗は「どうせ運動をするならハードにした方が効果が早い!」と無理をしてしまい、肩や膝など関節を故障してしまうパターンです。そして痛みや違和感が多少あっても、頑張り屋さんの多い日本人は「自分はまだまだ若い、この程度の運動で身体が痛くなるなんて情けない、もっと頑張らなくては!」と思い運動を続け、成果を得る事なく怪我だけが残ってしまうのです。

筋力トレーニングやウォーキングなど案外と軽い運動と思い始めてみても、長い期間運動をしてこなかった身体は実にいろいろなサインを発します。無理をせず着実に運動を継続することで、身体は少しずつその環境に適応してレベルアップしてきます。ご自分の身体に合った適切な負荷で、無理せずマイペースで運動を続けてみて下さいね。